私たちの体には、『腎』という体を温めるストーブのようなものが備わっています。 『腎』がストーブでその種火を『陽気』といいます。
『陽気』は、日中は体表を巡り、夜間には体内を巡って体を温めているのですが、『腎が弱く陽気も弱い』人は、気(き)血(けつ)(エネルギーや栄養)の巡りが悪く、熱をすみずみに運ぶことができないので、冷えを悪化させます。
このタイプの冷え症の人は、体を温める食材をとることが大切です。
しかし、温めるものばかりとり過ぎてしまうと、のぼせや熱の症状である肌トラブルや粘膜の炎症、イライラが出てしまう事があるので、適度にとるようにしましょう。
●体を温めたいときにおすすめの食材●
牛肉・鶏肉・羊肉・あじ・いわし・さば・鮭・あなご・えび
かぼちゃ・玉ねぎ・ねぎ・かぶ・シソ・にんにく・しょうが・らっきょう
金柑・さくらんぼ・桃・栗・松の実・くるみ
シナモン・こしょう・唐辛子・いんげん豆・もち米・米麹・日本酒・