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長崎原爆の爆心地から800ｍほど離れた旧浦上街道沿いに鎮座されています。長崎市の原爆資料館で、こちらの１本鳥居のことを知り参拝しました。原子爆弾投下により、鳥居が壊れてしまったが片側だけ奇跡的に残った1本柱の鳥居があり、近くには崩れてしまった鳥居が並べてあります。原爆の悲惨さを体感できる貴重な場所です。
山王神社の参道に一本柱鳥居と呼ばれ親しまれている鳥居があります。
もともとこの神社の鳥居は4つありましたが、原爆によりその2つが強烈な爆風とともに倒壊しました。
残った鳥居のうち1つは戦後、交通事故により撤去されたため、現在は右半分の柱だけを残した一本柱鳥居なっています。
原爆の威力を感じさせる場所です。
普通に裏路地の石段の上に立っていました。
あまりのバランスにこんなオブジェかと思ってしまいます。被爆楠木と一本柱として有名な山王神社です。
被爆楠木は被爆後木の中に吹き飛ばされた小石がびっちりと入っていたそうです。今は固めてありますがそんな風に吹き飛ばされる風景を想像するには充分な立ち姿です。
長崎県を訪れた際、宿泊していたホテルの周辺を散歩していた時に目にした［山王神社 二の鳥居］。
一から四まであった鳥居も原爆落下により、一と二のみとなり、昭和37年には現存する［二の鳥居］のみとなってしまったようです。
今では普通に住宅地に紛れていて、そのように長崎の歴史を物語るモノには見えませんでしたが、被曝に打ち勝ち 今も立ち続けるその姿は、雄大で誇らしくさえ感じられました。
