餃子付家

先日、健康診断の帰りにふと目にした「瀋陽」という店。一見、どこにでもある大陸中華の店に見えましたが、「餃子」という文字が気になり、ランチタイムに足を運んでみました。

店の立地は駅からは少し離れていますが、周囲にはマンションやオフィスビルが立ち並び、昼時にはランチを求める人たちで満席に。店内は相席も珍しくなく、見知らぬ人と向かい合って食事をする形式でした。

注文したのは、焼き餃子と炒飯のセット。炒飯はシンプルな味付けで少々物足りなさを感じましたが、焼き餃子は期待を裏切りませんでした。手作りの皮は小麦の香りがして、肉と野菜のバランスも良好。自然な味付けで、肉汁たっぷりで美味しかったです。これは、お酒が恋しくなる味わいでした。

気になって店員さんに出身地を尋ねると、「瀋陽です」との答え。中国東北地方の中華料理店は、特に餃子が美味しいという話を聞いたことがあります。実際に瀋陽は中国で餃子発祥の地として知られており、その伝統的な味をこの店で味わうことができるのです。

今後は、夜に訪れて水餃子も試してみたいと思います。その時は、青島麦酒で乾杯するのが楽しみです。隠れた餃子の宝庫とも言える「瀋陽」は、大陸中華の中でも特に注目の店です。【穴場な大陸中華　餃子に可能性を感じる】という感想を持ち帰ることができました。