賃貸物件選びの際、人によって好みが分かれるポイントについてみなさんはどちら派でしょうか??
賃貸物件においてガスコンロ、IHキッチンそれぞれのメリットとデメリットがあるのでお部屋選びの参考にしましょう。また賃貸オーナーにとっても空室対策、入居者募集の参考になるかもしれませんね。
■ ガスキッチンの特徴
◎メリット
•調理性能が高い(火力が強い)
料理好きの入居者からの支持が厚く、特に単身でも自炊派・ファミリー層には人気。中華や炒め物など高火力調理が可能で満足度が高い。
•導入コストが比較的安い
ビルトインでもIHより安価で、設備更新コストを抑えられる。既存配管があれば工事も最低限で済むため、築古物件の更新にも向いている。•停電時も使用可能(都市ガス・LPガス)
△デメリット
•火災リスク・汚れやすさ
油はねや焦げ付き、五徳の汚れなど“掃除のしにくさ”は入居者から不満が出やすい。火の扱いが原因の事故リスクもある。
•換気扇・壁面の痛みが早い
火気を使うので、壁紙のヤニ汚れ・換気扇の油汚れが早く、原状回復費用が増えやすい。
•ガス種による制限
都市ガス・LPガスで機器が異なるため、転用が効きにくく、交換時に若干手間がかかる。
■ IHキッチンの特徴
◎メリット
•掃除が圧倒的に楽
トップがフラットで拭くだけ。原状回復コストが低く、短期入退去の多い単身物件で効果的。火を使わず安全
高齢者向けや女性の一人暮らしで“安心感”を重視する層に人気。火災リスクを下げ保険トラブルも減らせる。
•見た目がスタイリッシュ
生活感が出にくく、内見時の印象が良くなる。競合物件との差別化にも使える。
△デメリット
•導入・交換コストが高い
IH本体が高く、200V配線工事が必要な場合費用がかかる。
•調理器具の制限
対応鍋・フライパンが必要。初期費用を嫌がる入居者もいる。
•停電時は使用不可
災害時に使えない点を気にする入居者も一定数いる。
【まとめ】
ガスは高火力で料理好きに人気、導入コストも抑えられ停電時も使えるのが強み。一方で掃除が大変で火災リスクがあるのが弱点。IHは掃除しやすく安全性が高く、見た目もスタイリッシュで単身者や女性に好まれるが費用面などがネック。
大きなガスコンロの物件はこちら
https://www.bruno.jp/blog/entry/15312/