ヒウチキュウジョウ
スポーツ施設
伊予西条駅から2.7km
元野球少年ではあるのですが、そこまで野球に青春を燃やしたわけでもなく、プロ野球もメジャーリーグも詳しいわけではなく、見るよりプレーする方が好きだったけれども、右膝の靱帯を傷めてからは運動全般から疎遠になっている状態です。そんな中、現在在住している愛南町内に唯一存在する高校(南宇和高校)が甲子園出場を掛けた県大会を3回戦まで勝ち進んだということで、野球好きな方の誘いもあってこちらの球場で観戦する運びとなりました。正直高校野球も昔ほど熱心に見ることもなくなったのですが、エキテンで検索してみるとこちらも店舗として登録されていたので、現場に行って口コミを書く情報を集めようというのがついていく原動力の一端を担いました。 JR西条駅からまっすぐ海に向かって進み、産業道路を右折し、途中で左折、海までもう少しという所に西条ひうち球場があります。ひうちというのは、目の前の海の名前「燧(ひうち)灘」から取ったと推定できます。 1回戦〜3回戦くらいまでは県内にある球場に散らばって試合を消化していきます。今年は最寄りの宇和島丸山球場はまったく使っていませんが、ひうち球場は私の知る限り、毎年使用されており、数々の名勝負の舞台となっています。対戦高は北宇和高校、南予同士の試合をわざわざ東予でやらなくても、丸山でやったらええのにねえ、なんて、熱狂的な野球好きではない、人並みに野球が好きな人たちと冗談めいたことを言っているうちに球場に到着です。運動公園として整備されている場所で、プールや体育館も隣接していました。 得点ボードは点数の部分とSBOのカウントは電光ですが、メンバー表は手動で交換しています。終盤えらい選手交代が頻発したため、ボード裏の高校生(多分各校のベンチ入りできなかった部員)も大忙しでした。 内野は黒土、外野は芝生と、球場として整備されており、ファールラインの両サイドは92メートル、バックスクリーンまでは120メートルとフェンスに表示されていました。内野席とアルプススタンドにはベンチがあり、外野席は芝生となっています。球場の周囲には木が植えられており、外野席はフェンスから下がっていった場所には日中でも多少木陰がありました。朝から昼過ぎに掛けてはレフト側の方が木陰の範囲が広かったです。内野席からアルプススタンドに掛けての壁が低いのか、10回近くファールボールが場外へと消えていき、その都度ボールボーイ役の高校生がボールを探し回っていました。 ホームランが各チーム1本ずつ飛び出すなど、点の取り合いのような試合でしたが、結果(もぐりではありますが)地元の南宇和高校が勝ち、22年ぶりの4回戦(ベスト8)進出が決まりました。残念ながら次の試合で松山東高校に10−2でコールド負けしていましたが、町内の野球好きがしばらくこの試合のお陰でうまい酒が飲めたそうです。来年はどんなドラマが起きることやら。
バックスクリーンのスコアボード。下半分のメンバー表は手動です。スタメン発表前で全て半開き。
内野席の最上段からは隣接したプールや体育館が見えます。
外野席内野席の移動は特に言われなかったので(試合開始前だったからかも)レフトスタンド側から内野側を見た様子を撮影。
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