中2理科で学ぶ化学方程式。
覚えること、理解することが多く、作るのが苦手な生徒も多い…。
今回は、簡単な化学反応式の書き方と絶対に覚えておきたい頻出の10個を紹介。
■化学反応式の書き方
STEP1)矢印を書いて左側にもとになる物質、右側にできる物質を書く!
STEP2)元素ごとの数が左右で合うように係数を調整!
例)水の電気分解の場合
元になる物質:H2O、できる物質:H2とO2
右にOが2つあるので、左側H2Oの係数に2が必要。結果、左側Hga4つになるので、右のH2の係数を2にします。
2H2O→2H2+O2
★ポイント
元になる物質とできる物質が何なのかを覚える!
(係数は左右の数合わせ!)
■絶対に覚える化学反応式10選
水の電気分解 2H2O→2H2+O2
銅の酸化 Cu+O2→2CuO
鉄の硫化 Fe+S→FeS
酸化銀の熱分解 2Ag2O→4Ag+O2
炭酸水素ナトリウムの熱分解 2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2
塩化銅の熱分解 CuCl2→Cu+Cl2
マグネシウムの燃焼 2Mg+O2→2MgO
酸化銅の還元(炭素) 2CuO+C→2Cu+CO2
塩酸と水酸化ナトリウムの中和 HCl+NaOH→NaCl+H2O
硫酸と水酸化バリウムの中和 H2SO4+Ba(OH)2→BaSO4+2H2O
まずは必須10選の化学反応式前と後の物質を覚えよう!
