口コミ
逆打ちバイク遍路も今治を終え、日帰りが苦にならないエリアに突入しました。何度目かの車で別格遍路をした際に、旧北条市で「鎌大師」という看板を見つけ立ち寄ったのですが、エキテンにも登録されていることを知り、今回の旅で再度立ち寄りました。
北条バイパスから今治方面に進み、道の駅までの間にあります。線路沿いに看板が立っており、踏切を渡って山に向かって進むと峠を越える道になり、その峠の麓にあります。畑が広がっているエリアなので地図を見て確認しながら進んだ方がいいかもしれません。
弘法大師が四国を巡錫中にこの地に立ち寄り、泣きながら鎌で草を刈っている少年に出会い、泣いている理由を尋ねると地域一帯で病が流行し、このままでは村人全員が死んでしまうのではないかとの答えが返ってきた。弘法大師は少年の持っていた鎌を使って木片に自分の像を彫り、少年に渡して祈るように伝えたところ、病気が治まったという伝説があるそうです。この話に出てくる木彫りの弘法大師像がこちらのご本尊になっています。
境内は、本堂の他にいくつかの小さなお堂や松が植わっている小さい敷地ですが、芭蕉塚や十八人塚と呼ばれる史跡などもあります。また、遍路小屋も設けられており、峠越えルートを選ぶ歩き遍路の方の休憩場所としても愛用されています。
旧北条地区を中心とした史跡を巡る「花へんろ」の1番札所として地域の方から親しまれています。
旅の途中で奥ノ院専用の納経帳を見つけたので、今回の旅が終わったら番外霊場や奥ノ院を尋ねながらまた一周できるといいなと思っています。
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概要
店舗名
鎌大師堂
ジャンル
電話番号
住所
愛媛県松山市下難波1063
アクセス
- 公開日
- 最終更新日