さくら食堂

住利ツインタワーに位置するこちらの小さな定食屋さん、さくら食堂。訪れるとまず目に飛び込んでくるのは、「肉野菜炒め定食」のボリュームの大きさです。待ち時間は6～7分ほどで、登場する肉野菜炒めは驚異的なボリューム感を持っています。お皿ではなくお鉢に盛りつけられたその姿は、一般の店の3～4倍の大きさに思えるほどです。

添えられている小鉢は「かぼちゃの煮物」で、味噌汁は「なめこ汁」。しかし、その肉野菜炒めのボリュームには、どうやって消化するかという不安がよぎります。

肉野菜炒めを実際に食べ始めると、味は美味しいのですが、そのボリューム感に食べ始めた途端にお腹がいっぱいになるかのような感覚が広がります。ごはんは普通のお椀で供されていることが嬉しい限りです。

野菜炒めを味わいながら進めていくと、最初は余裕もあったものの、途中から口に入れて噛んで呑み込む作業に必死になります。野菜がたくさん入っていることに加え、ボリュームの大きさが挑戦的です。

なめこ汁だけは好みの味で、野菜炒めやごはんと共にノドを通っていきます。そしてなんとか肉野菜炒めを完食するものの、ごはんはお茶碗1杯分も食べ切れず、2口ほど残してしまうことに後ろめたさを感じる一幕も。

この肉野菜炒めのボリュームには他のお客さんも驚いており、後日注文された方も絶句するほどでした。

どんなメニューも美味しくボリュームもちょうど良い定食屋さんであるさくら食堂ですが、この肉野菜炒め定食だけは特に注意が必要です。それでも、野菜をたっぷり摂れる魅力は捨てがたいと感じました。