■ 忙しい毎日にこそ、「養生」を
「養生」と聞くと、どこか昔ながらで特別なことのように感じるかもしれません。
けれど本来の養生とは、特別なことではなく、
休む・食べる・眠る、
そして日々の環境を心地よく整えること。
忙しい現代を生きる私たちにこそ必要な、
”自分をいたわる習慣”です。
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■ 血をやさしく養う、夜の過ごし方
なかなか寝付けない夜や、冷えを感じる季節には、
温かい飲み物を一杯。
ミントティーやカモミールティーは、
血虚による不安感をやさしく落ち着かせてくれます。
黒砂糖を少し加えたり、クコの実やプルーンを浮かべたり。
しょうが湯で体を芯から温めるのもおすすめです。
深い呼吸を意識しながら、自分の体をそっとなでてあげる。
それも立派な養生のひとつです。
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■ 眠ることは、最高の養生
十分な睡眠時間が取れない日でも、
「ぐっすり眠れる環境」を整えることはできます。
静かな空間、やさしい灯り、体を冷やさない工夫。
質のよい眠りは、質のよい血を育てる土台になります。
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■ 血虚の方におすすめのツボ
血の巡りを助けるツボも、
日々のセルフケアに取り入れてみてください。
・血海(けっかい)
ひざのお皿の内側から指3本分上
血行を促す代表的なツボ
・肝兪(かんゆ)
背骨から指の幅2本分外側
・命門(めいもん)
おへその真裏
・貧血霊(ひんけつれい)
お尻の割れ目の先端部分
「気持ちいい」と感じる強さで、
ゆっくり刺激してみてください。
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できることから、少しずつ。
自分のための養生を、日常に。
これまでお伝えしてきた「血」のおはなし。
次回で最後になります。
毎日の暮らしの中で、
無理なく、やさしく整えていくために。
心と体にそっと寄り添う視点を、お届けします。
━━ 血を養うことは、毎日をいたわること。