なんとなく続く不調。
でも検診では「貧血はありません」と言われる——
そんな経験はありませんか。
・いつも頭が重い、痛みが出やすい
・気づくと身に覚えのないアザがある
・疲れが抜けず、回復に時間がかかる
・朝がつらく、すっきり起きられない
これらの状態が続いている場合、
それは「隠れ貧血」のサインかもしれません。
隠れ貧血とは、血液検査では見逃されやすいものの、
体内の鉄の貯えが不足し、
血を十分につくり、巡らせる力が落ちている状態です。
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■ 東洋医学で見る「血」の乱れ
東洋医学では、
血が不足した状態を「血虚(けっきょ)」、
血の流れが滞った状態を「瘀血(おけつ)」と考えます。
瘀血があると、血虚の症状に加えて、
・目の下のクマ
・青あざができやすい
・肩こり
・月経痛や下腹部の重さ
といったサインが現れやすくなります。
つまり血は、ただ存在していればよいものではなく、
量・質・巡りが整ってこそ、本来の働きを発揮します。
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■ 血を整えるには「増やす」+「巡らせる」
根本的な改善のためには、血の量を補いながら、
滞りなく巡らせていくことが欠かせません。
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■ その運動、今の体に合っていますか?
汗をかくことは気持ちがよく、ストレス解消にもなりますが
体の状態によっては注意が必要な場合もあります。
例えばランニング。
着地時の衝撃によって赤血球が壊れやすくなり、
貧血を助長する可能性があるとも言われています。
また、大量に汗をかく運動では、
鉄をはじめとするミネラルが失われやすくなります。
すでに血虚傾向がある方は、
知らないうちに状態を悪化させていることも。
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■ 今は「頑張る」より「いたわる」
運動習慣は大切ですが、
体調がすぐれないときや、気分が乗らないときは、
思いきって休むことも養生のひとつ。
血は、 休息と安心の中で、静かに育っていきます。
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血は、女性の美しさと健やかさの土台。
気づいた今が、整えはじめるタイミングです。
次回以降も、女性の不調と深く関わる 「血」 について、
さらに詳しくお話ししていきます。
━━ 血が巡ると、心も体も、軽やかにほどけていく。