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普代駅から3km
取材で訪れたここは タイトルにも書いた義経北行伝説が残っている。 平泉を抜けだした源義経が 密かに蝦夷地を目指す途上でさしかかった山が卯子酉山という。 子育てをしている金色の鵜を神の鳥とみた義経が 武運長久、海上安全を祈願すると 願いを叶えようという神のお告げがあったそうだ。 感謝した義経が寄進したのが鵜鳥神社。 社殿のある山頂まで30分余もあれば 133段の階段でたどり着ける。 途中に夫婦杉があり、そばには 「お縒り場」と呼ばれる木枠で囲った小さな水場。 ここに紙縒りを作って願い事念じつつ浮かべ 沈むと願いが叶うという。 展望台も見逃せないが 本殿の奥ゆかしい質素な佇まいが気持ちを安らげ 本殿後ろの「お岬様」と呼ばれる祠の傍らからは 太平洋が目の前に広がり 左手に普代村の北のあたり野田村まで望める。 地元では「うねどり様」と呼ばれ 親しまれている神社だが 旅行者の一人として、胸の奥の奥まで 清澄な空気に満たされるとても厳かで かつ親しみを感じる村の神社だった。
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