シニアと親子のお片付け窓口の家事代行サービスは
お客様の心を軽くすることを第一に考え提供させていただいております。
作業開始からの10分と作業終了間際の10分は
お客様とのおしゃべりの時間なんです。
その日の作業を確認させていただきながら
お客様が気になっている部分を伺い
作業の最後に、
次回の作業について気にされている部分を
お伺いさせていただいています。
実はこの時間が
とても重要な役割を果たしていることに
気がつかせていただいたのは開業届を出した年。
お伺いするようになってから3ヶ月と経たずに
持病の進行で亡くなられたお客様に
「お金払ってでも人と話がしたいのよ」と
教えていただきました。
隣の地区に嫁いだ娘さんに気を遣い
体調を崩されても「ちょっとお願い」と言えず
お仕事として伺っている私にも
「悪いねぇ、あなたにしか頼めなくて」
とおっしゃりながら介護用衛生材料(紙おむつなど)の
買い出しを依頼されていました。
そのお客様は最後まで免許証を返納されませんでしたが
表面的には「買い物に困るから」と言いつつ
買い物と称して娘さんの家の前を通り
娘さんの幸せを確認されるために返納しないのだと
話してくださいました。
そのお客様が旅立たれた後
もっと自分にできることがあったのでは?
もっとお客様の気持ちを軽くして差し上げるには
何ができるだろうか?
その答えが現在、
市民活動を立上げ提供させていただいている
座談会(お茶飲みの場)でした。
月に一度の活動ですが参加された方は
話して、聴いて、笑顔になって帰られます。
私のお客様の多くの方は
1人暮らしをされてらっしゃるご高齢の方です。
誰かに挨拶を交わすことなく
朝からお決まりのテレビ番組を観て
「今日も1日、一言も話をしなかった」
というのと
「今度お天気だったらお布団干して欲しいのよ」
と、次回の作業後には
暖かく膨らんだお布団で休む楽しみを持って
お待ちいただくのでは全く違います。
お客様のご要望にお応えしているうちに
介護サービスでは出来ないことまで
作業の内容も広げさせていただきました。
この自分がお役に立てる千葉外房界隈で
お客様に笑顔になっていただくことを目指して
本日も作業にお伺伺いさせていただきます。
