Hoku‐Noho‐Aupuni

JR中央線武蔵小金井駅から徒歩約20分の距離にある、小金井市南部の自然豊かな地域に位置するカフェを再訪しました。このカフェは、『くらしの里ネットワークグループ』に加盟する農家から直送される美味しい米を使用しており、精米・小売も行っています。店の外観は普通のお宅のようで、中に入るとまるで友人の家を訪れたようなアットホームな雰囲気が広がっています。

今回選んだのは、お握り1個、惣菜1皿、漬物、味噌汁、珈琲がセットになったBセット（500円）。特に注目したいのは、埼玉県の若林さんが生産する「彩のかがやき」という米を使用している点です。この米は甘みがあり、非常に美味しいと感じました。惣菜として出されたひじきの煮物も、家庭的な味わいで心温まります。

前回訪問した際にはまだ修行途上だと感じたお握り作りも、見違えるほどにレベルアップしていました。お握りは均一に空気を含ませてフワフワに仕上げられ、米の旨味と甘みをしっかりと感じることができます。また、味噌汁も出汁をしっかりと取っていて、美味しさが際立っていました。

店内はカウンター5席、テーブル数席とこじんまりとしており、店の壁には農家の写真が並んでいます。米に特化したこのカフェは、米の美味しさを伝えるために様々な工夫を凝らしており、訪れる人々に新たな発見を提供してくれます。

素晴らしい米をキロ単位で都度精米してもらえるサービスは、地域でも高く評価されるべき点です。米の種類や農家によって価格は異なりますが、美味しい米を手軽に楽しむことができるのは、このカフェならではの魅力です。

自然の恵みを存分に味わえるこのカフェは、米好きはもちろん、ヘルシーな食事を求める人々にとって、訪れる価値のある場所です。機会があれば、ぜひ訪れてみてください。