アブラヤ
ラーメン
武蔵境駅から徒歩3分(170m)
油屋といいますが、菜種油とか、鯨油とか、まして原油とかを扱う店ではなくて「油そば専門店」でございます。中華料理の汁無し麺よろしく麺の下に入っているタレと麺や具をよ〜く混ぜ合わせてから食べる汁無しラーメンが主力商品ですが、他に餃子などもあります。油そばは10種以上あるようです。 以前のHPが放置されていて、武蔵小金井に店舗があることになっていますが、今はこの武蔵境店だけだそうです。
繁華街等商業エリアがそんなに大きくない武蔵境駅周辺ですけど、中華とかラーメンの店が異様に多いな、と感じます。ざっと数あたってみても30軒以上はありますねぇ。今回クチコミするこの店は、以前クチコミした汁無し担々麺や麻婆豆腐のHさんの並びにあります。そのまたすぐにもラーメン店があるので、まあ、中華/ラーメンの激戦区なのでしょう。 Hさんの汁無し担々麺は私的に“絶品”の一つなわけですが、その近くで油そばというのをやっているのがこちらの店。四川人なら差し詰め「日式無汁麺」とでも呼ぶんじゃないか、という新種のラーメンで、2〜3年程前は話題になっていたようです。特にラーメン好きというわけでないCurryEater、そんなの知りませんでした。偶々ネットで見かけ、“絶品”汁無し担々麺の並びでやっているのが気になって行ってみることに。 行ってみて吃驚!Hのすぐ隣でないのぉ。じぇんじぇん気付いてなかったわ、私(汗)。 店前がやや薄暗く、お休みなの?と心配になりながら入店。ラーメン屋さんにありがちなやたら威勢のいい「らっしゃい!!!」ではなく、モゴモゴっとした「...っしゃい」みたいな挨拶に迎えられます。一瞬、大丈夫か?この店、と不安がよぎりますが、「クチコミネタネタ...」と念じて気を鎮めました(汗)。 店のHPを見て「これ食べよ」と既に決めていたので、メニュー表見るのもそこそこにオーダーを...。 この日オーダーしたのは 赤い旨辛(辛さ2倍)(750円) 品名だけだと“唐辛子で真っ赤っか”という凶悪な姿を想像するのですが、やって来たのはジェントルなルックスの油そば(←写真をご参照下さい)。まあまあ太めの麺の上に、たっぷりの刻み葱、カイワレ、モヤシ、チャーシュー、海苔。ふむ、どこが赤いんでしょうね? 早速、ざくっと麺を掴んで丼の底のタレに絡めていきます。そのタレが赤かった。赤いというかラー油色です。そんなのチラと確認しながら黙々と混ぜる混ぜる。 ...で、麺全体にタレが絡み、ほぼ均一に色が付いたところでスタート!具もタレ同様麺全体に行き渡ってムラも無い状態。 うんうん、モチモチの麺が甘辛ラー油味に染まってウンマい!噛むと、一緒に葱やカイワレが砕けて良いアクセントになるし♪ ラーメンスープは、すっきりに仕上げようがまったりに仕上げようが、口の中に強い余韻を残しますが、汁無しなので麺そのものの風味・みずみずしさを味わえるのが良いようです。つけ麺の楽しみ方に近いのではないでしょうか(...どっかな?)。 ん〜、でもね〜、だいたい良くてこんな味だろうなぁ、という予想以上ではなかったし、味噌ラーメンや“九州ラーメン”のようなクセになる味ではないのがねぇ。ちょっと魅力やインパクト足りないな、ってのが正直な感想。それに、汁無し麺ならやはり四川料理だと思うし。 辛さ2倍をあっちゅう間に完食したら、「辛いの大丈夫でしたか?」と店長に心配されてしまいましたよ。ん〜、この程度で心配された日にはね...。2倍というけど、これを基本の辛さにしてもOKな程度でした(...いやいやいや、ウソじゃないです。誰でも平気なレベルですって(汗))。 まあね、そこそこウンマイので偶に食べに来ても良いかなぁとは思います(特に夏はイケるかも)。麺をあっさり頂くなら良いのではないかな。もっとも、だとすると“油そば”というこってりしたネーミングは肩すかしかもしれませんけど。
よ〜く混ぜて食べるとウンマいよぉ〜、って店長はインド人みたいなこと言います。
葱やカイワレが綺麗に盛られた丼。これグワシっと混ぜ混ぜするの躊躇われますが...。
汁無し麺なのでこんなスープ(豚骨ブレンド?)が付きます。
カウンター席のみの店内。やや雑然としてましたが、この角度だとすっきりして見えますね。
道幅の狭い商店街に面しているので、ジテンコとかがグチャグチャと...。
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