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笹岡接骨整体院 ~Osteopathic office~

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記憶に残る出会い(人工膝関節)

記憶に残る出会い(人工膝関節)の写真

私が中学一年生の時、骨折で大学病院に入院していた時の話です。大腿骨骨幹部骨折でしたが、当時は胴脚ギプスという動けない固定法だったので、ほぼベッド上で寝たきり状態でした。当時6人部屋だったと思いますが隣にいたMさんが仲良くしてくれました。歳は私より5歳ほど上だったと思います。Mさんは、オートバイが好きな方でベッド際にはハーレーダビッドソンのかっこいい模型が飾ってありました。曖昧な記憶ですが、Mさんは人工膝関節と装具で入院生活を送ってみえました。自発的な膝関節の運動が出来ないので、膝関節を支える装具と両松葉杖で歩行をしてみえましたが、Mさんは毎日のようにエレベーターで1階まで降り、9階病棟まで階段で上がってくるというリハビリをしていました。健常者でも大変な段数だと思いますが、それを自発的に動かない人工膝関節と装具、両松葉杖で上がってくるのです。松葉杖での階段昇降は、脚の交互運動が出来ないので通常の倍以上の時間がかかっていたと思います。心拍の上がったMさんが病室に戻ってきた時に、胴脚ギプスの私がベッド上から「えっ!なんで?」と聞くと「健康のためやんか(笑)!」と笑うのです。でも時々、運動を終えたMさんは真剣な目で何かを想っていたのでしょうか。時々、整形外科病棟の患者同士で決まって話題になるのが、どこがわるい?いつまで?のような話題です。ある日そのような話が盛り上がっていて「わしは来週退院!」「僕は2~3か月。」「僕は3か月もギプスを付けないとだめ。」横で聞いていたMさんが最後に、「僕なんか一生やに!」と、ニコっと笑いながら脚をかかえて言うのです。その時の光景は今でも覚えているのですが、それを聞いてショックだったのを覚えています。いつも優しく元気で気丈なMさんの膝はもうずっと装具と一緒なんだ。とてもやさhしい兄貴分、この大部屋で一番元気で力強い。私は自分が治療にネガティブになっていたことをちっぽけに感じたことを覚えています。現在は技術も進みTKAいう最新の人工関節が存在しますが、それでも勿論侵襲度も高くリスクは大きく生活も変わってしまします。50歳代以降には変形性膝関節症や変形性股関節症等が特に女性に多いと言われています。何もなく普通に元気な身体で過ごせるのは当り前ではなく有難いことだと思います。日頃から姿勢、運動、食事、休養、ケアを大切にしていきましょう!

記憶に残る出会い(人工膝関節)の写真_1枚目

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