宝来家旅館　カフェ茶蔵

灯台もと暗しでした

佐伯市は城山のふもと
城下町の風情がわずかに残る通りに
歳月を感じる
木造三階建ての純和風旅館「宝来家」があります

宿の一画を改装したたカフェは
宿泊客以外にも開放されています

メニューには
甘酒スコーン　３００円（注文後焼き上げるので予約お薦め）
旬果実の甘酒スムージー　６００円
玄米定食　１５００円　プチ玄米定食８００円
旬野菜とお豆玄米カレー　８００円　など
オーガニックな品が並んでいます

私はたんぽぽコーヒーに
甘酒スコーンをいただきました！

木であしらわれた床や壁
静かな店内で憩えば
メジロンの
酒にぼやけたあたまもスッキリ
とっくにツヤの落ちた羽も
休めることが出来ました

遠来の客が多いのにガッテン！
なんとここでは
かの赤峰勝人氏の「なずな」
赤峰農園の旬菜を使用されていました
　講談社α新書（赤峰勝人著・ニンジンの奇跡）
　循環農法＝無農薬・無化学肥料　で育てている野菜だそうです…

そのうえ　
砂糖や化学調味料を避けて
糀屋本店の糀でうまれた
　講談社（浅利妙峰著・魔法の糀レシピ）
茶蔵自家製の「塩糀と甘酒」が
味付けというこだわり

slow cafe 茶蔵は
平成２０年６月にオープンしたそう
知らなかった（笑）

糀屋本店とおなじ船頭町
老舗同士というのもいい

宝来家は明治２５年
料亭として創業
昭和５年に火災で半焼するも翌年再建され

戦前は洋館風だった２階にダンスホール
１階には「赤玉」というカフェがあったそうです

このあたりは「京町」と呼ばれ
花街として賑わったそうな
戦後旅館になり
今にいたるそうです。

お部屋は二階「楓の間」３室と
三階「杉の間」３室　合計６部屋　
１人素泊まり３５００円とは信じられません

www.houraiya-chakura.jp

糀屋本店の妙峰さんは老舗感が...
茶蔵の店主には優雅な風情が...
（妙峰さんごめんね）