上時国家

平時忠を子孫とする能登の名家のお屋敷とお庭が見学できる場所です。１８０年前に作られ１８９坪もの敷地面積を誇るお屋敷です。まず正面の茅葺の大屋根の立派さに感動しました。お屋敷内はどこを見ても細部までこだわりが感じられる造りでした。現代からの感覚で見ると逆にとてもモダンに感じられたほどです。庭園も裏の山の風景を利用して見事に作られていて大変心が落ち着きました。江戸時代後期に２８年もの歳月を要して造られただけあり、このお屋敷自体が一つの美術館のようでした。

親戚が輪島で、近くの海、名舟にも立ち寄ることが多く、そこから近い、千枚田、曽々木海岸、塩田、そして上時国家へも立ち寄ったりします。
この辺は夏はかなり厚いのですが、ここへ行くと少し涼しく、異空間に来たような気持になります。
保存状態もきれいで、ふらっと寄るでも、ここを目指して来てもいいところだと思います。

関西方面からは、能登半島へは、和倉温泉で一拍して。無料になった、能登道路でドライブというのが多いです。もちろん、ＪＲの特急で
行き、レンタカーでもいけますが。。。上時国家は、昔から有名な観光地で、大きな鎌倉時代の
御屋敷があるのです。千枚田というこれも有名な観光スポットに行く途中にたちよれます。
少し半島の山の方の農園風の場所ですが、海沿いの海岸もきれいですが、此処もよって見るときっと、深い思い出がのこります。日本の江戸時代よりずっと昔のことに雰囲気に触れられるのです。