懐華樓は、金沢ひがし茶屋街にある金沢で一番大きなお茶屋です。
築190年にもなる歴史ある伝統茶屋で金沢市の指定保存建物となっています。
友人をこのひがし茶屋街に案内した際に
その泉鏡花風の艶かしい赤い暖簾と赤い壁に惹かれ中をのぞいてみました。
案内によると昼は一般公開していまして
夜は一見さんお断りの華やかな御座敷が行われているとのことです。
17時前だったのでもう終わりかなと思いましたが、
出てこられた和服の女性の方に聞くと17時までですがまだ大丈夫とのこと。
その案内が驚くほどにこやかでしたので、中にはいってみました。
中にはカフェもありますが、時間がないので見学だけです。
輪島塗の階段を登り昔懐かしい部屋や金箔の部屋を見て回りました。
ここには歴史ある金沢の「雅」が息づいています。
説明によると年に数回、一般客でもお茶屋遊びを体験できる
「艶遊会」というものも開かれているとのことです。
こちらのカフェでは金箔をまぶした和菓子などがいただけるようですが、
贅を尽くした雅の世界がこんな風に味わえるのも素敵でしょう。