口コミ
お隣の金沢21世紀美術館よりも好みかも。
こちらは辻口カフェがあり、それも楽しみのひとつでした。
美術館の方は地元出身の画家などにスポットをあてて展示がしてありとてもよかったです。
国宝というより重要文化財が多めでした。
街中にある美術館ですが、駐車場が無料です。
入場料大人1名370円で入場出来ます。
休日でも人の出入りは少なくゆったりと鑑賞を楽しめます。
また、近くに赤レンガミュージアムや本多公園などがあり街並みも綺麗です。
野々村仁清は江戸時代初期の、大変有名な陶工ですが、残された作品で二点国宝があります。
その一つ、国宝 色絵雉香炉がこの美術館にあることを知り、金沢旅行の際行きました。
雄の雉の全身をかたどった見事な香炉。細かな羽の装飾は極めて美しいです。すぐ近くに、首が後ろを向いた、色絵雌雉香炉も展示されています。誰が見ても、この二作品が同時に製作されたことは明らかです。しかし、後者は長い間個人での所有物で、やっとこの美術館で何百年ぶりのご対面だったとか。何故か雌は重要文化財です。金沢旅行の際には是非。

加賀の武家文化
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美術館の一部である「加賀本多博物館」に行きました。
入館料は大人400円です。
敷地の端に位置しているからか、観光客がほとんどおらずとても静かに見ることができました。
たまたまスタッフの方が丁寧に一部の展示品について説明をしてくれました。
本多家の装束や鎧など色々展示されています。
中でも有名なのは本多家家宝の「村雨の壺(別名五万石の壺」。
江戸幕府からの5万石の加増を辞退した時に、代わりにこの壺を拝領したそうです。
石川関係の展示ばかりではなくバランス良く様々な分野の展示の企画展が年間を通して開かれています。入場料金もリーズナブルで高校生以下は無料です。辻口さんのルミュゼドゥアッシュのカフェも併設されております。
九谷焼の展示をこちらに見に行ったことがあります。展示スペースが広々としており、館内もきれいで落ち着いた雰囲気で、鑑賞しやすかったのを覚えています。また興味がある展示があれば行きたいと思える美術館です。
加賀藩の古い美術品から今の時代の美術品まで幅広く鑑賞する事ができます。人間国宝の手掛けた作品なども多く展示されており、時間の経過も忘れてしまうぐらい見入ってしまいました!兼六園とも目と鼻の先の距離なので、感性を磨くには絶好のスポットです。