口コミ
10年近く前の県立博物館の「秋田のくすり今昔物語」の企画展を見て来ました。
むかしはおまじないに使われたり、近代の置き薬に薬局と今や身近な薬たち。『江戸の時代には、上層農民と呼ばれる人々が医薬を学び、医者のいない農村で医療を施した（現在の湯沢市）』のパネルに驚きました。
その中でも龍角散は、秋田の佐竹藩主の喘息を和らげるために作られたのが始まりとのことで、秋田には縁のある薬ですね！秋田初代の藤井玄淵（げんえん）が龍角散の原型を作り、2代藤井玄信（げんしん）が改良、3代藤井正亭治（しょうていじ）は大仙市（大曲）と東京に店を持っていたの知りませんでした。4代得三郎（とくさぶろう）の頃は大きな会社だったとか。
今より更に、かなりの田舎であったであろう大曲の村っこで、龍角散を売る余裕があったとは！むかしは六郷町（現在の美郷町）の方が栄えていたんですって。
因みに、当時、展示の説明なさっていた女史は、秋田県立大学の1期生だと聞きました。
かなり昔は、入場料取られていましたが、今は無料。本当に沢山の資料や展示物があります。期間限定で展示物が変わったりするので、HPとかで、確認してから、来場するのもいいとおもいます。夏休み、冬休みには子供たち向けにワークショップのようなこともやっていて、賑やかです。軽食も食べられるので、一日楽しめます。
概要
店舗名
アキタケンリツハクブツカンミュージアムショップ
秋田県立博物館ミュージアムショップジャンル
電話番号
住所
秋田県秋田市金足鳰崎後山５２
アクセス
- 公開日
- 最終更新日
