ちわき

こんなところにあるの？と思うくらい知る人ぞ知る山間の渓流沿いに佇む古民家。台風のあと、そして渓流のきわに立つ建物は、入ったとき一瞬だけかすかにカビの匂いがしましたがあとは気になりませんでした。
手前の釜飯屋さんが満員で、順番に時間がかかりそうだったので以前一回行ったことのあるこのお店まで車で行きました。
けして広くはない、でもバスが通っている山道を登ったところにお店はひっそりとあります。本当に隠れ家的存在です。ここも２つある駐車場はほぼ満車状態。
休日だったこともありますが時間をずらして行ったのに、訪れる人は多い。団体さんが帰ったあとの２階の席に通していただき、窓側の席を希望。
座ると足元に渓流が流れそのほかは緑緑。このロケーションだけでもご馳走です。
「里の秋」という栗ご飯や渋皮煮、団子汁のついた定食ときのこハンバーグ定食を注文。
栗ご飯はもちろんのこと、鮎の昆布巻きや漬物が素朴で美味しく７種類のきのこを使ったハンバーグもふっくらとしてじゅうじゅう音を立てて運ばれてきて食欲をそそりました。味付けはあっさり。コッテリがお好きな方にはお勧めできませんが、体に優しい料理でした。
食後に渓谷沿いの遊歩道も歩けます。ただ、もしかしたら靴によっては滑るのですべらないスニーカーなどがおすすめです。
台風のあとにもかかわらず水は澄んでいてその流れる音も、料理を引き立ててくれた気がします。お店の方も素敵でした。ごちそうさまでした。

◆店員・スタッフ・接客・サービス
柔らかな感じの接客で好感が持てます
◆料理・ドリンク
地元の山の幸が気軽に味わえるメニューが多かったです。
メインの付け合せとして、山菜、きのこなど。
◆店内・雰囲気
大丹波川近くに立つ新潟から移築したという古民家
隠れ家風の雰囲気が魅力の食事何処です