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四国八十八ケ所霊場の第82番根香寺は、400年前の牛鬼伝説が今も語り継がれるお寺です。村人を苦しめていた牛鬼を弓矢の名人、山田蔵人高清が退治し、冥福を祈るために切り取った牛鬼の角とその絵は今もお寺に残されていると言われています。お寺にはその牛鬼のブロンズ像があって、現在は参拝者に魔除けのご利益をもたらしてくれる存在になっています。
五大堂には五大明王が祀られていて迫力がありますよ。紅葉の名所でもある根香寺や根香寺道沿いは見事です！
四国八十八箇所霊場の第八十二番札所
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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。高松自動車道の“高松西IC”から車で２０分ほどのところにありのす。第八十一番札所の白峰寺から車だと２０分足らずで到着します。
山門をくぐると少し下った石段の後、自然石を重ねた上りの石段が続き、途中右手に大師堂が、左手に庫裏が建っています。その先、石段を上りつめたところ正面に本堂が建っています。本堂前の回廊には全国各地から奉納された観音様の小像を祀った万体観音堂があります。境内には弓の名人が、人を食べる牛鬼と言う化け物を、根香寺のご本尊に願掛けして退治し、村人を助けたという伝説にまつわる牛鬼の銅像が建っています。
無料の駐車場があります。
白峯寺から十三重石塔付近まで引き返すと、Ｙ字路になっており、看板に従って左へ進みます。白峯寺への分岐となっていたレストパークへと出てくるので、左折して道なりに進みます。この先の県道１８０号は五色台スカイラインという呼び名がついており、晴れた日は瀬戸内海まで見えるということで見晴らしが良さそうですが、あいにくの天気で残念。また、根香寺までの道は多少くねっておりスピードを出すのは恐かったです。ガイドブックには「スピードを出す車に要注意」とも書かれており、地元の車好きがビュンビュン走ることもあるようです。幸い車にあおられることもなく根香寺へ到着です。
白峯寺の白峯と根香寺のある青峯の他に紅峯・黒峯・黄峯の連なる５つの山を総称して五色台と呼んでいるそうです。宗派は天台宗ですが、弘法大師が開基した花蔵院と、智証大師が建立した千手院を総称して根香寺となったそうです。
山門をくぐると、石段を下りそこから上りの石段になるという変わった構造をしています。境内には樹齢約１６００年の白猴欅（はっこうけやき）があり、智証大師はこの木の下で山王権現と遭遇したと言われています。木は枯れていましたが、直径約７メートルの幹を木って、元の場所に屋根をつけて保存されています。
大師堂は納経所の前にあり、本堂はさらに奥にあります。本堂の前は回廊のようになっており、時計回りの一方通行となっています。回廊があるため、元々あった直進する参道の部分が中庭のような形になっていました。
山門向かって左の奥には４００年くらい前にこの地で民を苦しめたと言われる牛鬼の像が建てられています。弓矢の名手が探したものの中々遭遇できずにいたとき、根香寺に祈願すると牛鬼が出現し、口の中に矢を射込んで退治したと言われています。お寺には牛鬼の角が残されているそうです。宇和島市も牛鬼で有名ですが、随分と姿が違い、昭和の仮面ライダーの怪人にいそうな姿をしていました。
水曜どうでしょうの四国遍路２のエンディングで大泉洋さんがこの像の前で撮った写真が流れていました。ここまで廻ってきても見当たらなかったので、見逃したと思っていたのですが、遍路も終わりが近づいてきたところでであうことができ、どうでしょうファンとしてはちょっと嬉しかったです。
写真
概要
店舗名
ネゴロジノコウヨウ
根香寺の紅葉ジャンル
電話番号
住所
アクセス
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