こんばんは!
社会で生き抜く力を育む
学習塾ピース【堺東校】塾長本田です☺
最近、「若者の間で人材不足だ」というニュースをよく耳にします。
しかし、私たちは現場で生徒たちと向き合う中で、
本当に不足しているのは「人材」ではなく、
「自分の可能性を信じ、未来を描けるイメージ」、
つまり「可能性」ではないかと感じています。
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💡お子さんが「安心」を選ぶ理由
現代の生徒たちは、
将来への不安から、
つい「安心・安全・安定(3A)」という言葉に引かれ、
「自分の可能性を広げること」よりも
「リスクの少ない場所」を選びがちです。
これは、社会の極端な情報(×か〇)に触れ、
「少しでも危険な要素は避けるべき」という考えに縛られてしまっているからです。
ですが、私たち大人の仕事や社会は、
本当は「×と〇の間(×に近い△・〇に近い△など)」でバランスを取りながら、
「どうすれば〇に近づけられるか」を日々考える活動です。
🔑 大切なのは「仕事を身近に感じさせる」こと
お子様が自分の未来にワクワクして仕事を選べるようになるために、
ご家庭でぜひ、以下の3つの視点で
お子様との会話を試みていただきたいのです。
1.「困りごとの解決」を仕事と定義する
仕事とは、「立派な会社に入ること」ではありません。
「誰かの『困った』を『良かった』に変える活動」、それが仕事の正体です。
お子様が日常で「これ不便だな」「こうなったらいいのに」と漏らした時、
「じゃあ、それを解決するにはどんな仕事が必要だろう?」と問いかけてみてください。
2.身の回りのものを「仕事の集合体」として分解する
お子様が使っているスマホ、好きなお菓子、
よく行くお店…これらはすべて、
無数の人たちの仕事(デザイン、企画、製造、物流、販売)の結集です。
「このお菓子が、どうやってこの形になったか知ってる?」
「このアプリを作るには、どんな技術が必要だと思う?」
日常の会話の中で、「世の中は、たくさんの可能性を持つ人たちの活動でできている」という
リアリティを伝えてください。
3.お子様の「好き」を「仕事のタネ」と捉える
お子様が夢中になっている趣味や得意なことは、
すべて仕事につながる「熱量」です。
ゲーム好きなら
👉「ゲームを分析する仕事」
友達の相談に乗るのが得意なら
👉「人の話を聞き、解決策を見つける仕事」
「そんなことで食べていけるの?」と否定する前に、
「その熱量は、どんな『困りごと』を解決できる?」と
一緒に考えてみましょう。
💖 最後に:お母さんへのお願い
私たちは、お子さんの無限の可能性を信じています。
本当に必要な安定とは、
「どんな状況でも、自分の可能性を活かして問題を解決できる力」です。
お子さんが、
会社名や世間の評判ではなく、
「自分が世の中に貢献できる可能性」にワクワクして進路を選べるよう、
ご家庭と学校で一緒にサポートしていきましょう。
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