こんばんは!
社会で生き抜く力を育む
学習塾ピース【堺東校】塾長本田です☺
お子さんが、算数や数学の問題を解くとき、
途中式をすっ飛ばして「はい、答え!」とばかりに、
パッと答えだけを書いていませんか?
「頭の中で全部できたから大丈夫!」という
お子さんの自信は素晴らしいのですが、
実は、そこには思わぬ落とし穴があるんです。
なぜ「途中式をしっかり書く」必要があるの?
お子さんからすると
「答えが合っていればいいのに、書くのは面倒くさい」と思いがち。
でも、途中式は、単なる計算のメモではありません。
1. 間違いを「すぐに見つけられる」強力なツール
難しい問題や複雑な計算では、誰もがミスをします。
【途中式がない場合】
「あれ、答えが違う...全部最初からやり直さなきゃ😥」
【途中式がある場合】
「この行の符号ミスか!ここだけ直せばOK👍」
途中式は、「どこで間違えたか」をピンポイントで特定し、
やり直し時間を大幅に短縮してくれる、
ミスの発見機なんです。
2. 「思考の整理」と「論理力」の育成
算数・数学で本当に必要な力は、
「正しい答え」を出すことよりも、
「なぜその答えになるのか」という論理的な道筋を立てる力です。
途中式を書くことは、
頭の中の思考を「見える化」する作業です。
* ✅ 次は何をするんだっけ?
* ✅ この手順で本当に合っているかな?
この「考える→書く→確認する」というプロセスが、
将来、高校数学や理系科目を学ぶ上で
欠かせない「論理的な思考力」を育てます。
3. 将来の「部分点」につながる
高校入試や大学入試では、
最終的な答えだけでなく、
途中式(考え方)も採点対象になります。
答えが間違っていても、
途中式が正しく書けていれば「部分点」がもらえます。
途中式を日頃から書く習慣は、
お子さんの将来の「得点力」に直結するんです。
★お母さんからの具体的な声がけ例
ただ「式を書きなさい!」と怒るのではなく、
メリットを伝える声がけをしてみてください。
<式を書いていない時>
どうして書かないの!早く書きなさい!
↓
難しい問題になるほど、式を書いた方が早く終わるよ。
どこで間違えたかすぐ見つけられるから**、やってみよう!
<計算ミスをした時>
また間違えたでしょ!
集中しなさい!
↓
途中式を一緒に見てみよう。
どこからどこが変わったかな?
この式さえ直せばOKだから、
やり直しがすごく楽だね!
<途中式を書いてきた時>
特に褒めない、、、
↓
すごくきれいで分かりやすい途中式が書けているね!
これなら先生も納得だね。素晴らしい!
途中式は、お子さんの学習効率を上げ、
論理的な思考力を育む大切なステップです。
ぜひ、今日から「途中式を書くことのメリット」を
お子さんに伝えてみてくださいね😊
#算数 #数学 #学習習慣 #途中式 #子育て #勉強法 #論理的思考力