こんばんは!
社会で生き抜く力を育む
学習塾ピース【堺東校】塾長本田です☺
学習塾ピースでは、通常の勉強に加えて、
二冊の「教科書」を導入しています。
そのうちの一冊が、
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』です。
📚 なぜ、この本を「教科書」にしたのか
この教科書を導入するきっかけは、
あるアメリカ人経営者の方の本でした。
その経営者の方が、
ご自身のお子様へのメッセージを経営仲間に依頼したところ、
多くから「困った時は聖書に戻れ!」という
メッセージが返ってきたそうです。
このエピソードから、
アメリカには困った時に立ち戻る
「聖書」という場所があることに気づかされました。
一方、日本の子どもたちには、
困った時、不安になった時に戻る場所がないのではないか。
そう考え、子どもたちが迷った時に立ち戻れる場所を探し求めていたところ、
ようやく出会えたのが、この『生き方の教科書』だったのです。
生徒たちは、この教科書の記事を毎回授業時に読み、
その内容についてワークシートを書いています。
これは、良い文章を毎日読むことで、薄紙を一枚ずつ重ねるように、
「昨日より今日、今日より明日」と、
毎日少しずつ自分が磨かれていく「自分磨きの時間」だと考えています。
この教科書が、「自分が困った時に戻ることのできる場所の一つ」になることを願っています。
求め続ける「請求書の人生」?感謝する「領収書の人生」?
今回は、教科書に登場するイエローハット創業者・鍵山秀三郎先生の記事をメインにご紹介します。
鍵山先生の教えは、
私たち親の姿勢や、
子どもに伝えたい「心の豊かさ」について
深く考えるきっかけを与えてくれます。
📜請求書の人生とは
これは、「もっと、もっと、もっと」と、
際限なく求め、欲しがって生きる姿勢です。
もちろん、向上心や探究心は成長に不可欠な大切な条件ですが、
それが度を過ぎた「欲求」になると、
人を卑しくし、ひいては国家の尊厳を傷つけることにも繋がる、
と先生は警鐘を鳴らします。
📄領収書の人生とは
一方で「領収書の人生」とは、
求めるばかりではなく、
いま与えられているものごとに「感謝の心」を持つ生き方です。
先生は、この教えを
「寺社にお参りした時は『ありがとうございます』と請求書ではなく
領収書のお参りをしなさい」という、
知人のお祖母様の言葉から学ばれたそうです。
🙏子どもに伝えたい「心の豊かさ」
私たちはつい、
子どもに「良い成績をとりなさい」
「もっと頑張りなさい」と、
期待という名の「請求書」を出してしまいがちです。
しかし、鍵山先生の言葉は、
「あれが足りない、これが欲しい」と満たされない心を抱えるのではなく、
「今、自分はどれだけの愛や恵みを受け取っているか」という
「感謝」に目を向けることの大切さを教えてくれます。
他人に頼ったり、
求めたりすることなく、
人の役に立つことだけを念頭において一途に歩み続けるお姿には、
人を惹きつける豊かな魅力が備わっています。
この「領収書の生き方」こそが、
子どもたちの「心の豊かさ」と「真の強さ」を育む
土台になるのではないでしょうか。
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ぜひご家庭で、
「最近、どんなことに感謝できた?」と、
お子様と「領収書の人生」について語り合ってみてくださいね。
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