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高知県安芸市は三菱グループを築いた岩崎弥太郎の生まれ故郷として有名です。市内に入ると岩崎弥太郎生家に向けての案内板があちこちにあるので、ひとまず生家を目指します。司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」では随分と狭くてボロボロの家という感じで表現されていたので小屋みたいなところをイメージしていました。現地で実物を見てみると、派手さはありませんがイメージしていたよりは広い家でした。話がそれましたが、生家跡の西側を南北に走る県道29号があります。これを約5km北上すると左前方の畑の先にある山の麓、石垣の上にお寺があります。
曹洞宗のお寺で、1550〜60年代の永禄年間創建とのことです。山門の前には大きな椋?もそびえています。門をくぐると右に横に長い本堂があり、境内には芝生が敷かれて、民家の庭園のような雰囲気もありました。
先に述べた岩崎家の菩提寺でもあり、廃仏毀釈や戦時中の梵鐘徴収など様々な困難を、岩崎家をはじめとした檀家さんの協力によって乗り越えて今に至るといった旨が看板に書かれていました。
勤行を終えたころに、お寺の奥様が出てきたので、納経をもらいつつ、今後のルートをはじめ、しばらく話をしました。60番から61番に向かうには、南国市まで長距離の戻り打ちをしてから北上し、大豊へ向かうことになります。その後も吉野川に沿うように徳島県内の札所が続き、終盤には海陽町まで南下するルートなので、先に室戸を越えて86番周辺を打とうかと言っていたお遍路さんもいましたよと教えてくれました。今回は順打ちでと考えていたので、そのルートは取りませんでしたが参考になりました。
大歩危小歩危を越えて井川池田インターに出る間には3か所札所があり、まとめて参拝できれば再会がスムーズだけど、所要時間を聞き、残り3時間ではおそらく無理と判断。話をしながら色々考えましたが、時間いっぱい行けるところまで行ってみると伝えてお寺を後にしました。
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