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越智町から国道33号を経由して高知市内へ入り国道32号に変わっても東へと進みます。途中で県道248号へ右折し、くろしおアリーナ方面へと田畑が多い道を南下していきます。進行方向左側の山肌に団地があり、そこからさらに進んだ山の中腹にお寺のお堂が見えます。目印が少ないので、初見は地図が手放せないかもしれません。
民家の間を進んで、この先には畑しかないのでは?というところから石段が始まります。本堂の近くまで関係者専用の車道が整備されているお寺も多いですが、こちらにはその類のルートも見受けられませんでした。新四国曼荼羅霊場のホームページには「車は全社寺門前まで乗り入れ可」アピールしており、確かに門前までは乗りつけられましたが…恐らく新四国曼荼羅霊場の中で一番本堂までの徒歩移動が長い札所かもしれません。約200段の石段を登りきると、本堂に到着です。
名前の通り、御本尊は薬師如来となっています。平安時代創建で、平治の乱に敗れて土佐に流された源希義が頼朝の挙兵に合わせて伊豆に向かう途中に平家に討たれ、弔いのために建てられたそうです。
往復が大変なので、普段は無人なのかと思っていたら、奥に住職のお宅があり、納経を渡してもらいました。本堂から上にも石段が続いていました。看板がなかったので少しだけ進んでみることにしました。ぽつぽつと墓地がある以外にも、畑か住居があったと思われる段々が続き、家庭用ケーブルくらいの電線も1本続いていたのでそれをたどってさらに上へと向かいました。本堂までの石段と違って、周囲を木々に覆われて日陰が多く、あまり汗が出なかったこともあり、体力の消耗は少なめでした。20〜30分くらい進んだら行き止まりとなり、お堂がありました。お堂の前の看板には「観音堂(岩屋観音)」と書かれており、位置的にも奥の院かなと思いました。後日調べたら、本四国の32番禅師峰寺の奥の院だと判明。確かに観音堂のほぼ真南に禅師峰寺がありました。休憩用のベンチに腰を下ろして、休憩がてらタブレットで検索すると、グーグルマップにもお堂の存在がありました。さらに進むと石鎚神社もあるようでしたが道はなく、石鎚神社巡りをしている方の個人ブログを見ると山の反対側の道を使うとあったので息を整えてから下山しました。
最近の旅では珍しく、1寺に1時間以上の滞在となりました。区切りの60番に向けて安芸市へと向かいます。
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