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東大前駅から徒歩4分(280m)
江戸後期、 ロシアが日本の領土、当時の蝦夷地、千島を 自国の領土とすべく南下してきたとき 領主であった松前藩は その領地を把握しておらず ニシンの漁獲から得る利益すら運上屋に任せて 手を汚さずに税金を取り上げていた。 この危機を幕府に強く進言し 蝦夷地の警備をきちんとするために 自らが踏査に踏み切った探検家 近藤重蔵が眠る墓がここにある。 東大駅前駅から徒歩2分ほど。 寺社らしからぬ近代的な5階建てのビルが本堂。 墓地の奥まったあたりに 近藤重蔵の墓がある。 彼は廻船問屋高田屋嘉兵衛に命じて 国後島から択捉島へ渡る 潮流の激しい国後水道を調べさせるなどし 蝦夷地の地図、もっというと航路を確立した人物。 もともとこのお寺に近い 現在の地名で言えば本駒込生まれの近藤は 後に長男の殺傷事件の責を問われ 江戸を追われて滋賀県の大溝藩の預けとなったので その人生を閉じたのは江戸ではなく 滋賀県の方になった。 よって、彼の墓所はその地にもあると言うが 本人には、やはり生地である 現在の文京区の方が魂も休まるのではないだろうか…? 色々な経緯を経て 戦後ずっとロシア(ソ連)に占拠されてしまっている 北方領土 (わたしは北方領土という表現は好まず千島列島と言いたい) に、足跡を残した近藤が いまだ解決を見ない領土問題のみならず 自分の眠る墓所が 5階建てのビルに護られるお寺と知ったら 魂も浮かばれなかろうという印象を受けてしまうのは 日本の歴史を好む人々も同様ではないだろうか? いずれにしても この近藤重蔵と同じ時期 いや、彼よりももう少し早い時期に 蝦夷地を踏査して歩いた最上徳内も この寺からそう遠くない連光寺に眠っているので 興味のある方はぜひ、 散歩の足を伸ばしてみられたらどうだろう。 あ、もう一つついでに言えば 連光寺からさらに駒込駅方面に向かうと 吉祥寺があり そこには五稜郭の戦いで敗れた 榎本武揚も眠っている。
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