妊娠中のつわりは、ホルモンバランスの変化が原因と考えられています。おう吐中枢は脳幹の延髄にあり、胃や耳などからの刺激、においなどの脳に直接作用する刺激、hCG(人絨毛ゴナドトロピン)などのホルモン刺激などによっておう吐反応が起こるようです。延髄からは舌咽神経[Ⅸ]、迷走神経[Ⅹ]、副神経[XI]、舌下神経[XII]といった脳神経がでています。これらの脳神経が支配する筋の領域、例えば胸鎖乳突筋や僧帽筋などのコリをとり、副交感神経の活動を活発にすると脳幹にリラックスした刺激が伝わり、症状が緩和されると考えられます。