カトリック東京大司教区 神田教会

石造りの洋風建築の教会です。こういったのは今では珍しいですね。
門の前には聖母マリア像があります。その背後にこの教会の出入口が見えました。
普段は日中は開いているのですが、訪れた日は閉まっていました。次回はちゃんと開いている日をチェックして行こうと思いました。

水道橋駅から７、８分の場所にある教会です。
庭のホテル近くにあります。
ゴシックとロマネスク建築が混ざったような異質な雰囲気がする教会で、石造りの建物は歴史的な建造物として見応えがあります。
もちろん現役の教会です。

水道橋駅前の白山通りの一本裏手を行くと
右手に思いもかけない味のある建物が見えてきます。

数年前、ここに近い出版社で仕事をしていたので
お昼休みにはよく出かけたものです。

荘重な建築様式
解説によると
ロマネスクとルネッサンスを融合させた聖堂内は
ステンドグラスから漏れてくる
外の光と、静寂な雰囲気で
クリスチャンではなくても
厳粛な気分になったものです。
まあ、その静寂を好んだから
案外まめに足を運んだのでしたが＾＾

教会の入り口には
白いマリア像がおかれていて
どっしりした扉を開けた途端に
自身が別人格になったような錯覚を覚えるほど
厳かな空気が押し寄せてきます。

神妙に一番後ろの方に掛けて
たまに椅子に掛けて祈りを捧げている信者さんを眺めたり…。

正面祭壇へ向かって遠近法の構図そのままに
太い大理石の柱が立ち並び
両側の席の中央を走るかたちで紅い絨毯。

庭に出ると
建物に沿って白のアイアンレースの椅子とテーブル。
誰に咎められることなく
ゆっくりと本を読んだり寛いだりできます。

こちら方面へおいでの機会があれば
このような歴史を刻んだ教会を覗かれるのも
楽しいかも知れませんので
おすすめしておきます＾＾