院長の知恵袋【電気コードのプラグの先にある孔はなぜあるの?】
普段、私たちが電化製品を使用するときは、電気コードの先についているプラグをコンセントの孔に差し込みますよね。
あのプラグには、必ず丸い孔が開いています。あの丸い孔は何の意味があるのか、ご存じですか?
あの孔は、プラグがコンセントにしっかりと差し込まれたことを知らせる役目と、差し込まれたプラグがコンセントから簡単に抜けないようにするための「抜け止め」の役目を果たすためにあります。
壁に設けられているコンセントの穴の中には端子があり、この端子には電気コードのプラグの孔にはまる突起が作られています。この突起がプラグの孔にはまることで、完全にプラグが差し込まれたことを感触で私たちに知らせているんです。
プラグを中途半端に差し込むと、プラグの金属部分が露出してしまいます。
その露出した部分に誤って触れたり、埃が溜まって火事の原因になったりしますから、しっかりと差し込まれていることを体感させるのは、とても大切なのですね。
