今日は、産後の便秘について書かせて頂きます。
何となく便秘になるのではなくしっかりとした理由があるので
そこを変化させていけば整ってきます。
では、まずは便秘になる理由として
① 筋力の低下
出産によって肛門を開閉させる肛門括約筋というものが
傷ついてしまいます。
そのため排便の機能が下がってしまいます。
② 出産時の傷
普通分娩では、会陰切開
帝王切開では、手術の傷口
これらの傷口をかばうため下腹部に力が入れれなくなってしまいます。
力を入れると傷口に負担がかかり辛いので自然と我慢する習慣がついてしまいます。
その結果我慢癖がつき、便秘になります。
③水分不足
母乳により水分が取られるので全身の水分が不足気味になります。
表面だけでなく腸などの水分も足らなくなり
便が硬くなってしまいます。
④生活習慣の変化
慣れない子育てで睡眠が乱れてしまいます。
睡眠時間が短くなったり、睡眠の質が低下することで自律神経が乱れてしまいます。
そのことで腸が正常に動かなくなります。
対策として
1.水分接種
2.食生活
3.骨盤矯正
以上の3つが大切です。
では、市販の下剤は?
デリケートな時期なのであまりおススメしません。
下剤の成分が血中に溶け出し
母乳に紛れる可能性があるからです。
まとめ
ですので水分をしっかりとりバランスのいい食事
骨盤のバランス調整を行い血流、自律神経バランスを整えることにより
産後の便秘対策を行いましょう。
すごく大切なことですので
近くに悩んでいる方がいらっしゃれば当院のこと教えてあげて下さい。