1、なぜ、骨盤ベルトが必要なのか？
産後は出産をしやすくする為のホルモンで骨盤周囲の関節に緩みが出ているので
骨盤がグラグラと不安定になった状態です。
そのまま家事や子育てをすると
腰痛が出たり、骨盤の歪み・開きが出るリスクが上がりとても危険です。
その不安定な骨盤を固めるのに役割があるのが
骨盤ベルトです。
骨盤に安定感を持たせることで
股関節も安定し歩きやすくなったりします。
2、帝王切開の場合もいるの？
出産に向かう過程で
胎児は産道に向かって下がります。
この段階で骨盤は開いています。
その為、上本町鍼灸整骨院ではベルトを巻くのを
おススメしています。
ですが、帝王切開の傷が
痛む場合は無理に巻く必要はありません。
3、いつまで必要？
上本町鍼灸整骨院では１つの目安として
１ヶ月検診を目安としています。
１ヶ月程経過して、ベルトを外して
楽に生活できている場合はそこで
骨盤ベルトを外しても大丈夫です。
ベルトを巻いている方が
歩きやすかったり、家事をしやすい場合は
まだ巻いていても大丈夫です。
最終のゴール設定は
２ヶ月とお伝えしております。
長く巻いてたらダメなの？
当院ではあまりおススメしておりません。
骨盤ベルトは先に書いたように
骨盤を固めて安定させるもの。
長期間骨盤ベルトを巻くことで
歪んだまま固まってしまっている方を
多く診ます。
しかも、産後３ヶ月以降は
季節の変化や抱っこの頻度が増えるので
巻いているところがずれたり
巻いたり、外したりと不安定です。
4、おススメの流れは
①産後１ヶ月は骨盤ベルトを巻く
②骨盤の調整を行う
③調整後２ヶ月目にかけてベルトを巻く
この流れが当院ではベストだと
考えております。
あくまで、ベストなもので
それ通りいかなくても大丈夫です。
気を付けていただきたいのが
骨盤ベルトには骨盤を整える役割はありません
また、骨盤の開きは個々で大きく変わる為
これをしておけば大丈夫といったものはありませんので
気になる方は専門の施術を受けられる事をおススメ致します。
産後の骨盤矯正は症状がなくても
受けることが可能です。
産後骨盤矯正で期待できる変化
・産後からの腰痛、肩こり
・骨盤周囲のサイズダウン
・痔、尿漏れ
・股関節痛、恥骨痛
・その他産後からの症状
