「なんで勉強しなきゃいけないの?」
中学生になったあたりから、子どもが口にしがちなこの言葉。
親としては「将来のためでしょ!」と答えたくなるところですが、
それではなかなか響かないことも…。
今回は、「学ぶ意味」を子ども自身が感じられるようになるためのヒントをお届けします。
■“なんのために勉強するの?”にどう答える?
テストのため?進学のため?もちろん、それも理由のひとつですが、
子どもにとってはもっと“目に見える実感”が必要です。
■“学ぶ意味”を実感する3つのきっかけ
① 「できるようになった」が喜びに変わる瞬間
苦手だった英単語がスッと出てきた、
計算ミスが減って、先生に「よくできたね」と言われた。
→ こうした経験が、「勉強=楽しい」「意味がある」に変わる種になります。
② 興味と学びをつなげる
「サッカーが好きなら、戦術を英語で読んでみる」
「ゲーム好きなら、攻略サイトの日本語の説明文を読み込む」
→ “好きなこと”と“学び”がつながると、自然にやる気が湧いてきます。
③ 「未来の自分」に投げかける対話
「将来、どんなことをしてみたい?」
「そのために、今できることって何だろう?」
→ 進路がはっきりしていなくても、未来の選択肢を広げる手段としての学びを感じることができます。
まとめ
子どもにとって“勉強の意味”は、大人が思っている以上にぼんやりしています。
でも、その意味を一緒に探してくれる大人の存在が、何よりのモチベーションになります。
答えを教えるのではなく、問いを一緒に考えるスタンスで、子どもと向き合っていきたいですね。
STEP ONEでは、お子さんの「なぜ勉強するの?」に一緒に向き合いながら、
自分で納得し、自分で進める力を育てています。
