「早く宿題やりなさい」「勉強しなさいって言ってるでしょ!」
…そんな声かけが、つい口から出てしまっていませんか?
でも、言われれば言われるほど、子どもは動かなくなる――
それはよくある“あるある”です。
今回は、「やる気が出ない…」と感じる子に、どうやってやる気を“作っていくか”、保護者としてできる関わり方をお伝えします。
■やる気って、自然に出るものじゃない?
実は、やる気は行動のあとにやってくることが多いんです。
「やる気が出たらやる」ではなく、「やったらやる気が出てきた」が本当の姿。
だからこそ、「小さな行動」を引き出す声かけがカギになります。
■“やる気”を生み出す3つのアプローチ
① “成功体験”を意図的につくる
「昨日より漢字を1つ多く覚えられたね」
「5分だけだったけど、集中してたね」
→ 小さな「できた!」を積み重ねると、子どもは自信を取り戻します。
② 選ばせることで“自分事”にする
「先に英語と数学、どっちからやる?」
「この問題、ひとりでやる?一緒にやる?」
→ “自分で選んだ”という感覚が、やる気につながります。
③ 「結果」より「プロセス」をほめる
「昨日より丁寧にノート書けたね」
「難しかったのに、あきらめずにやったんだね」
→ 点数や正解よりも、取り組みそのものを認めることで、前向きな意欲が育ちます。
やる気は、どこかにあるわけではありません。
むしろ、日々の声かけや関わり方で、“少しずつ作られていく”もの。
「やる気がない」ではなく、「やる気が生まれる関わりが足りていないかも」と見つめ直すだけで、子どもの様子は変わってきます。
一緒に“やる気を育てる”毎日を作っていきましょう。
STEP ONEでは、「やる気を引き出す関わり方」にこだわった個別指導を行っています。
今のお子さんに必要な“学習のはじめの一歩”、一緒に考えてみませんか?
