口コミ
四ッ谷によくいくので、ずっと気になっていてやっとお邪魔しました。
隠れ家的な雰囲気と、食材、旬にこだわったお料理がとても美味しかったです。
個室などもあり、芸能人や政界の方が利用するというのも納得できました。
この日は三國シェフが不在だったのが残念でした。
駅からちょっと離れた、奥まった場所にあるフレンチレストラン。
テレビなどでもおなじみの三國シェフのお店です。
ランチで伺いましたが料理はどれも美味しかったです。
平日限定のランチプランなどもあって
思ったよりもリーズナブルに食事を楽しめます。
残念ながらこの日は三國シェフはいらっしゃいませんでした
また機会があったらうかがいたいです。
少し甘くつけています。
過去に良い思い出を頂いておりますので。
やはり、教育は大切です。
例えシェフが素晴らしくても給仕がダメなら評価も下がるでしょう。
プロであるなら素人が感嘆するようなサービスが求められます。
2000年度に入ってから、主に夫、または友人と6・7回訪れています。
このお店は、日々の入荷を確認してからメニューを決めるらしくて、
毎回、着席するとテーブル上に、年月日、曜日まで入ったお洒落なメニューカルトが有り、持ち帰りが出来ました。
表紙がオフホワイトの厚い上質紙にMの刻印、内側はクリスマスカードやグリーティングカードの様に白紙に印刷文字
『シェフ三國の創意により、メニューは毎日刺激的に代わります』の印刷文字通り、同じものが出る事は無かった。
ランチコースでも、下記に一例を
・前菜;またはポタージュ
・魚料理
・肉料理
・チーズ
・デセール
・本日のお菓子
・コーヒーとミニャルディーズ
と、デセール、お菓子類にも力が入っている。
お菓子大好きの従弟は喜び、反対の夫はデセールの代わりに、チーズをお願いする。
夫々のお皿は量は少なめなので、大抵の人は無事にコーヒー迄辿り着けると思います。
此処で常に感心したのは、使用する食材のレヴェルの高さ!粒揃い!
日本産、フランス産に関わらず、常に「最高の食材」を使用する事。添え物でさえ、手抜きが無い。
例えば、魚だと日本一の漁場;金華山沖の鮪他、荒波で揉まれた野生的な強い魚肉、
国内牛は「岩手の短角牛」ジビエ・肉系は北海道の蝦夷鹿。
西欧産なら、ブルターニュの仔牛、ロワールのホロホロ鳥、ドンブ地方の夏鶉!
と、まあ、よくもこれだけ集めたと感心する程の守備範囲...!
行かなくなった原因は三つ有る。
1)当時、三國氏は色々な事業を手掛け、料理人というより事業家みたいだった。
例えば「空飛ぶレストラン」とか言う、JAL?かのファーストクラスの食事を手掛けたり、
上野駅?構内にセカンドクラスのレストランを開いたり、
新宿小田急デパートのB1にオープンビストロ見たいの経営。
多忙で、本店に居ない事が、多くなっていた。今は撤退したみたいだけど...
で、シェフの居ない日にうっかり行くと大変な物を食べさせられる事が起こった!
最後の年の7月に行った時、其れ迄で最高の食事が出来た!
勿論、食材の吟味も相変わらず素晴らしい!
すっかり気を良くして、二ヵ月後の9月、私の誕生日に...
出てきた物...食材は立派!ナノに...何て酷い調理!
鴨等を甘酸っぱいマディランソースで食すのは当然だが、何で魚に甘い甘いソース?
魚のデザート?みたい!気持ち悪い!次の肉も酷い!私の方が上手!
何でこんな料理を高いお金払って食べるのか?その上、誕生日に!
デザートが来る頃には、酷く不機嫌になり心中「もう、二度と来ないぞ!」と決めた。
三國氏は当時、実態を知っていたんだろうか?
2)従業員の教育が悪い。
とても不思議だったのは、行く度にギャルソンが変わっている。
出入りが激しく定着しないと言う事は居心地が悪い?と。
また、サーブの仕方が高級店には見えない。アルバイトの雰囲気!
最後に行った時は9月でパンタロンにサンダル。
庭から遠い席に案内されたのに、足先にブーーンと、数匹の蚊が入れ替わり交代で...!
食事に専念出来ない。かゆい!
せめて、開店1時間前には、線香でも殺虫剤でも、快適にして置くのが、名店の「おもてなし」の筈。
此の日はシェフがいないから、皆、気が緩んでいたの?
3)赤ワインの管理が酷い
料理が美味しい時でも、ワインが良いと思えた事は、一度も無かった。
お正月に行った時、赤ワインが冷たいまま出て来た時はショック!
9月の時もそう、セラーに入れすぎていたのか、赤なのに冷たい!
これ程ワインを大切にしないフランス料理店は、他に知らない。
そう言えば小田急B1のオープンキッチンのお店で昼の食事した時も、グラスで赤ワインをお願いしたら、キンキンに冷えた赤のグラスワインが届いた。
その時「三國氏はワインを飲まないのではないか?」の疑いが湧いた。
あれだけ食材に煩いシェフが...ワインを却って不味くして出すなんて?!
または、経営・教育・連絡網が悪いのか?と。
まあ、済んだ事だけど、今は改善されていれば良いが...。
つまり、我々夫婦はその年の「9月」を以て、三國行きが絶えた訳です。
食材以前の大切なモノが、お手隙、欠けていたから...。