むつう整体の最も重要なこと、それは“むつう整体は対症療法ではなく原因療法である”ということに他なりません。
来院される方の最大の理由が愁訴(症状)の改善、または消失です。しかし、これが実は重大な落とし穴なのです。
健康の回復と症状の消失は同じではないという事です。
むしろ症状の消失だけを追いもとめると気づかないうちに健康のレベルが下り、むしろ衰弱してしまう傾向にあります。
「病気」というのは忌むべきものでは絶対になく、実は味方なのです。けっして「病気」を憎悪してはいけません。むしろ、感謝すべきです。重篤な病気の存在を教えてくれたり、その奥にある大切なもの(生活・思考の偏り)に気づかせてくれます。大切なものをイネイトと呼びます。
その大切なものをむつう整体ではイネイトと呼びます。
イネイトは私たちの体を作りあげ、私たちを日々生かし、成長させ、病原菌などの外敵から身を守り、完璧に傷を修復させる力です。
そして閃きや直感力の源である内なる生命力。
誰の内側にも内包する自然の叡智です。
内なる自然・イネイトを最大限に発揮させることこそが、むつう整体の最大の目的です。
結果的には症状からの解放となりますがそれが目的ではありません。症状を取るだけが目的でしたら対症療法で色々な方法があります。
症状の消失のみにこだわる方は対症療法でよろしいのかもしれません。
自分の健康ですからその責任は全て自分にあります。
でも、むつう整体の「イネイト哲学」に共鳴し、イネイト哲学の理解者・実践者になっていただけることをねがいます。