文京区立の中学校では、昨日卒業式が行なわれました。小学校は25日の月曜日です。自治体によって違いはあると思いますが、受験もほとんど終わり、各地で卒業式たけなわの時期となりました。
さて、春休み=春期講習もまもなくはじまるわけですが、ひきつづき対象を絞った形で、この時期の勉強のポイントについてお知らせして行きます。
新中学2年生は、中学校での1年間の勉強が終わるところですね。ひと言で言えば、この春休みに大事なのは「1年間の復習」をすることです。
特に、はじめて本格的に習った英語、同じくはじめて「負」の領域や「方程式」を習った数学を、しっかり復習しておかないと、部活などの負担が増える2年生の1学期が、大変になります。
英語では、一般動詞とbe動詞の違い、1人称、2人称、3人称に、それぞれの主格、所有格、目的格、また単数形と複数形など、基礎的な部分を確実にしておきます。これらがあやふやなまま2年生の学習が進んで行くと、混乱を極めるばかりで、どんどんわからなくなるからです。
数学は、正負の数の四則計算、等式の性質、方程式の立て方に重点を置き、反復してしっかりやっておきましょう。2年の1学期は、この領域のレベルが上がった内容になります。比例・反比例と図形については、ひととおりきちんと復習しておきましょう。こちらは1学期中に模試を受ければ再度出題がありますし、夏休みにも復習ができるからです。
※より効率よく、しっかり勉強させたいとお考えの保護者の皆さま、春期講習を体験学習として利用することもできる言問学舎に、ぜひご相談下さい。
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次に、新小学4年生の算数です。3年生で、いろいろなことを習いました。中でもしっかり復習しておきたいのは、「小数」と「分数」、「一万より大きな数」です。これらは4年生ですぐ、レベルアップした内容になりますから、この春休みにきちんと勉強し直しておいて下さい。
また、計算は、何よりかけ算(九九)の計算間違いをしないこと、けたの大きい計算にも、慣れておくことです。「九九」は卒業したつもりになる子が多いですが、「割り算の筆算」の中でわられる数の下に積を書く時、意外と間違えるものです。このつまずきが算数で足を引っ張ることになりかねませんから、要注意です。
国語については、3年生で「主語と述語」を習ったと思います。こうした内容を先取りして進めて行く必要は、まったくありません。むしろ、なじんだ教科書など(手元にあるならば問題集も)の中の読みやすい、好きになった文章の原典や類似した本を、読ませて下さい。そして感じたことを聞いてあげたり、文に書かせてみたりすることです。
もし問題集を解くとするなら、その正誤は、気にしない方が良いです。この時期は、書かれている内容をただ「受けとる」ことから、「自分の感性で理解する」ことができるようになり出す時期です。そこで○×にこだわっては、せっかくの芽を摘んでしまいます。
新小学4年生の春休みの国語の勉強は、「本(文章)を読み、感じたことをまとめる」ことを中心にするのが一番です。
※国語・算数とも、より詳しく「本当に必要な勉強」についてお知りになりたい保護者の皆さま、春期講習を体験授業として利用することもできる言問学舎に、ぜひご相談下さい。
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