高校２年生のみなさん、現代文の授業で夏目漱石の『こころ』を勉強して、理解のしかたに悩んでいませんか。たとえば、なぜ「先生（教科書すなわち「先生の遺書」では「私」）」は、「Ｋ」を出し抜いて「奥さん」に「御嬢さん」との結婚を申し込んだのでしょう？また、「Ｋ」はなぜ、みずから死をえらんだのでしょうか？
ひとつひとつの問いに対する答えよりも、「先生（教科書すなわち「先生の遺書」では「私」）」が「Ｋ」と「御嬢さん」との関係の中でどのように悩み、迷い、あのような行動に走ったか。そして、教科書に掲載されている内容だけでなく、文庫本で一冊全体を読んでいるケースならば、彼のその行為が彼の一生をどのような方向へ導いたか。そういった全体像をとらえ、『こころ』を読んでみなさん自身がどのようなことを感じ取るか、それがこの作品を読む、この機会の、「今しかできない勉強」なのです。
中間テスト対策として、核となる部分のプリント演習をし、鑑賞・解説資料も差し上げた上で、学校の授業に合わせて大事な部分を一緒に考えます。国語の本質をとらえる授業であり、なおかつこれ以降の大学受験のための読解の骨格を組み立てる、大きなチャンスです。
無料体験学習会として、今まで言問学舎へいらしたことのない方々のご参加を、お待ちしています。定員4名ですが、当日飛込参加も可能です。『こころ』を読んで心を動かされた、もっと深く考察したいと思われる方は、ぜひこの機会にご参加下さい。
★高校国語無料体験学習会 高校２年生対象『こころ』の読解
＜日時＞
１０月１３日（木） １７時４０分～１９時１０分 高２『こころ』ほか
１０月２０日（木） １７時４０分～１９時１０分 高２『こころ』ほか
＜会場＞
秦の故具を教える言問学舎 文京区西片２－２１－１２ 東大前駅徒歩３分
＜講師＞
小田原漂情 言問学舎舎主 歌人・作家
※『こころ』ほか とあるのは、その他の作品にも対応するためです。ただし『こころ』以外の作品の読解、テスト対策を希望される方は、前日までにご予約下さい。また、上記日程後、期末テストで『こころ』がある方は、お気軽にご相談下さい。
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