令和になってはじめての天皇誕生日を寿ぐ三連休が明けると、国公立大学の二次試験(前期)がはじまります。受験されるみなさんは、新型コロナウイルスへの心配から試験会場へ行くまでにも心労があって大変ですが、まずは自身の体調管理を万全に整えて、本番の試験に臨んで下さい。
今年の言問学舎の大学受験生に国公立志願者はおらず、全員が予定していた受験を終えて、発表待ちの状態です。都立高校入試も先週金曜日に終わりましたので、中学、高校、大学受験とも、すべて予定していた受験は終了しました。都立高校受験者には、例年よりも受験日から合格発表日までの期間が長く、気がもめることと思います。言問学舎では27日木曜日に卒業記念授業を実施して、2019年度中3生を送り出すこととなりますが、その日も合否の見通しへの話題で持ちきりになりそうです。
私は都立高入試の国語だけ解き終えましたが、こちらは例年通りの設問内容、レベルであり、「都立国語の解き方」をきちんとマスターしていた受験生には、困難なものではなかったと思われます。大問4の評論文では「エントロピー増大の法則」を取り上げた文章が用いられ、しかも「問5」の200字作文ではその内容から「理想の組織」をテーマとして書くという出題で、戸惑った受験生も多かったのではないでしょうか。教え子たちから「どのように書いたか」まではまだ聞きとっていませんから、生徒たちを信じるほかありませんが、特に「書くこと」を鍛えていた子は、自分なりの対処ができただろうと推測されます。
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