現在小学生のお子さんたちは、みな再来年以降、新しい学習指導要領に沿った教育課程の中で、勉強して行くことになります。小学校の新指導要領実施が2020年ですから、いま6年生、5年生の子たちはその時中学生になっていますが、6年生の子が中学3年生になる2021年に中学校の新指導要領も実施されますし、周知の通り大学入試の制度も変わりますから、例外なく(私立中学・高等学校へ進学するお子さんたちも、まったくの無縁ではありません)「新しい学習」に対応して行くことを求められるのです。
指導要領に関して言うと、たとえば来年度から実施される国語の「移行措置」の中で、長い間「1006字」であった漢字の配当が見直され、都道府県名の表記に用いられる漢字20字が小学4年生に割り当てられて、漢字の字数そのものが増加します。
大学入試は今までの「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に変わりますが、センター試験のように選択肢の中から「正解を選び出す」テストの形式から、資料・文中に示された意図を「記述して答える」形式になるため、知識やテクニックを覚えて正解を見つける技術でなく、みずから「思考」し、「判断」した上で「表現」する力が求められるようになるのです。
言問学舎の学習指導は、15年前の創業時から、この「自ら考え、見きわめて、表現する」ことを骨格とした国語指導を中心としています。文章を読み、お子さんが自分で感じたことを書き出して、600字~800字程度の感想文に書き上げる(表現する)、「音読と読解、表現の講座」が、そのプログラムです。この授業を受けた子は、例外なく言問学舎の国語の時間が好きになり、標準的には2~3ヶ月で、500~600字ぐらいの文章を苦にせず書けるようになっています(小4以上)。
夏期講習では、この「音読と読解、表現の講座」の指導内容をさらに読書感想文指導に特化して、夏休みの宿題として提出できる読書感想文(400字詰め原稿用紙×3枚程度、もしくは以上)を書き上げる内容としています。1冊の本をきちんと読んで感想文を書き上げることにこそ、「思考し、判断して、表現する」ことのエッセンスが集約されているからです(感想文が書き上がった子は、通常の「音読と読解、表現の講座」を受講できます)。1・2年生は、絵日記などにも対応します。
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