本日2月1日、東京都内・神奈川県内の私立中学校の入試がスタートしました。私も午後からの受験生を一人、受験校直近の駅まで激励しに行きましたが、各受験校近辺では、朝から受験生・保護者に加え大勢の関係者も詰めかけて、「受験本番の月である2月」が、厳粛かつにぎやかに、スタートした模様です。もちろん午前・午後と試験を受けて、明日(以降)も受験というお子さんがたくさんいらっしゃることでしょう。早く合格の喜びが得られるよう、お祈り致しております。
また今日は、先日(1月26日・27日)行なわれた都立高校推薦入試の合格発表日でした。私ども言問学舎では、今年は北園高校に1名、合格者を出すことができました。都立高校の推薦では、受験した全員が合格というわけにはなかなか行かないものですが、これまで折にふれて推薦入試のこともお伝えしてまいりましたので、とり急ぎ、ご報告を申し上げる次第です。
この記事の見出しには、「正念場の2月」と、書かせていただきました。「正念場」という言葉は、国語辞典などでは、歌舞伎や浄瑠璃などの用語から転じたものとして、「ここぞという大切なふんばりどころ」というような解説が付されています。その意味で、私の受験に関する文章でも受験学年のうちのいく度かに、この言葉を用いていることがありますが(おもに夏期講習、中3生の2学期定期考査、あるいは冬期講習)、その時その時の心がまえの置き方から使い分けをしているのであり、やはり最大の局面は、都立推薦のような「狭き門」に挑戦し、さらにこれから一般入試に挑戦して行く受験生、また併願優遇等の手立てを取りながらも、自らの第一志望に向けて残りの期間に全力を尽くさなければならない受験生たちにとって、この2月こそが、今までの努力と、この先の未来を懸けて頑張りぬくべき、ほんとうの「正念場」なのだと言えるでしょう。
とうぜんこのことは、大学受験、中学受験のみなさんにとっても同様です。残された時間、受験の機会とも限られておりますが、どうか今までの努力、勉強、そして未来にかけた思いをかなえられるよう、精いっぱい力を出して下さい。何より自分自身が、悔いを残さないように。
言問学舎では、2月3日土曜日にも、入塾説明会/国語の説明会を開催致します。都立高校推薦入試のあらましや、小論文と作文の違いなども、ご要望に応じてご案内させていただきます。
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