文京六中に続き、明日または月曜ぐらいで、期末テストが終りとなることでしょう。中2、中1のみなさんは、「期末が終った」と、ほっとされることでしょうね。今のうちは、それもよしとすべきでしょう。ただし、次の学年末テストまで、もとののんびりモードのままでいることからは、そろそろ卒業する必要があります。
中2は、あと3ヶ月で先輩の受験が終り、今度は自分が受験生。中3になってからは、あっという間に夏休みが来て、2学期となり、そして受験期がやって来ます。その時になってあわてないよう、「受験の心構えはお正月、1・2年の復習は冬休みから」を合い言葉にしてみませんか。
実際、中3になることを自覚して入塾した人たちは、復習をする期間がしっかりとれますし、現にいまいる中3の一人も、4月→9月の3教科偏差値が「9」、アップするなど、「2年の終りから頑張った人」には、きちんと結果もついて来ることが多いのです(ちなみに単科では、国語が4月→10月で「10」、数学は4月→9月で「17」、アップしています)。
そして中1も、「受験はまだまだ先のこと」とは、決して思わないようにしましょう。特に数学・英語が、「2学期になってむずかしくなった」と、思いませんでしたか?中2の1学期には、さらにむずかしく感じるようになります。それは、1年生の間に習ったことが十分理解できている前提で、2年生の内容がすすんで行くからです。
数学と英語、特に言語としてのしくみが日本語と大きく異なる英語という教科は、習ったことをきちんと積み重ねて行かないと、加速度的に「わからないこと」が増えて行きます。中1からの蓄積が、もっとも重要な教科なのです。
また数学は、2年の1学期に、1年の1学期で勉強した領域の次のレベルを勉強します。学校ではまとまった復習の時間はありませんから、「わかっているつもり」でも、いざ2年の授業がはじまった時、忘れていることがたくさん出て来て、がくぜんとする人も多いのです。たとえば「自然数」や「絶対値」を、正確に言いかえられますか?「等式の性質」や「分配法則」は、大丈夫ですか?
こうしたことを復習し、蓄積して行くために重要なのが、冬期講習です。ここで一度おさらいし、さらに春期講習で再整理と演習をして、上の学年に進む準備が整います。現中2の次期受験生にとっては、とても大切な機会です。
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