総合得点600点(1000点満点)が合格の目安である高校を、9教科オール3で受ける場合、300点満点の換算内申は180点となります。すると「600−180=420点」が入試で必要な点数ということになりますが、これは「7:3」、つまり700点換算の点数ですから、実際の500点満点の入試では、300点を取ればよいことになるのです(これもあくまで「目安」としてです)。
さて、ではもしこの受験生が、5科(国・数・英・社・理)の方でひとつ「4」があったとしたら、換算内申は184点になります。上記の通りの計算をすると、当日の入試で必要なのは、297点となります。いっぽう、4科(音・美・技家・保体)にひとつ「4」があったとすると、換算内申は189点で、当日必要なのは294点です。すなわち、内申素点は5科が入試点の3点〜4点、4科が6〜7
になるとみてよいでしょう。この点数の対比は、共通問題実施校であれば合格ラインにかかわりなくどのレベルでも同じです(ただし実際の合否には、倍率や男女枠緩和、当日の棄権率などさまざまな要素がからみますのでご注意下さい)。
すなわち、当日の入試得点で勝負のできる都立高校入試本番では、内申素点の2、3ポイント程度の違いは、十分逆転ができるということです。素点を中心に決まる私立推薦などは別にして、都立入試を本番と考える受験生の方たちは、期末が終わり、内申素点がわかるこれからが、受験勉強の本番だと言えるでしょう。
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