言問学舎の「真の国語」を教える国語教材『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』は、通巻第5巻(小学5年生以上第3巻・シリーズ完結篇)で、広島と長崎に落とされた原爆(原子爆弾)のこと、および戦没学徒のことを子どもたちに知ってもらい、その上で深く考えさせる文章を、書いて掲載してあります。
そして、特に長崎に関しては、長崎県立医科大学(現長崎大学)放射線科の助教授としてX線治療に従事しておられ、そのため重度の白血病でありながら原爆投下後の被爆により重傷を負った身で被爆者の治療に当たられた上、原爆について多くの著書を残された永井隆博士のことを、伝えております。
さらに永井博士や、広島と長崎をあわせて2024年で54万3千人を超えている「原爆死没者」の方々を追悼するために、1949(昭和24)年に藤山一郎先生が歌われた「長崎の鐘」(古関裕而作曲、サトウハチロー作詞)を、永井博士の短歌に藤山先生が曲をつけられた「新しき」とあわせて私自身が歌わせていただき、付属の音読DVDに収録しております。
その「長崎の鐘・新しき」は、出版した2023年には7月20日~9月19日の2か月間、2024年は8月1日~10月31日の3か月間、日本コロムビア様から専属解放の許諾をいただいて、YouTubeで公開致しました。
このことは、わたくし小田原漂情および言問学舎として、ずっと伝えつづけるべき大切なことがらですから、今年も日本コロムビア様に許諾を小田原漂情頂戴し、今夜半、8月3日0時より、9月2日23時59分までの1か月間、公開致します。
8月3日0時00分より「小田原漂情 長崎の鐘」で検索していただけますと、ご覧になっていただくことができます。
また、後日ご報告致しますが、昨年8月6日の本稿に書いた通り、昨年から六十の手習いで鶴を折りはじめ、今日まで折って来た鶴を、数は少ないですが、一人の生徒が親御さんと追ってくれた鶴とあわせて、広島市平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げていただくために、広島市へお送りすることとしております。
ひきつづき、YouTubeと本稿記事にお目通し下さいますよう、お願い致します。
