西日本、近畿地方まで史上もっとも早い梅雨明けがつづいたあと、中部地方以東は足踏みし、関東地方は来週、夏休み入りしてからの梅雨明けの予測となりました。旅行のご予定があるなど、気をもんでおられる方も多いことでしょう。
4年前のこの時期は、卒業生の大学進学祝いをするための信州行のため、天候ではなくコロナの流行状況、各地の規制の情報に、気をもんだものです。言問学舎の22年間を振り返ると、社会・経済の激変のほかに、2011年3月11日の東日本大震災、2020年から現在に至るコロナの流行が、大きくその歴史に刻まれています。
東日本大震災からは、今年の3月11日で14年が経過しました。その年度(2010年=平成22年度)に生まれた子たちが、現在中学3年生になっています。また、私が中学3年生だったのは、1977(昭和52年)ですから、48年前のことになります。当時私は神奈川県にいましたから、そちらの入試制度(2年3学期9科アチーブメントテストの時代)をお話ししても、都内の方にはなじみがないですね。同い年の家内は都内品川区在住で、あの「学校群」制度下の高校受験を経験しています。「学校群」制度とは、例えば旧第1学区の日比谷・九段・三田が11群を組んでおり、11群を受験すると成績順ではなくランダムに3校のいずれかに振り分けられる、つまり受験生はどこの学校へ行くことになるかわからない、というものでした。実際に家内は14群を受験して、行きたかった小山台高校ではなく、田園調布高校に進学する結果となっています。
令和7年度の都内の高校受験生は、来春の都立高入試で分割(前期・後期)募集がなくなるなど、やはり受験制度の転換期に臨んでいます(2年前から男女別選考が一本化されるなど、大きな変革が続いています)。制度の変更に立ち向かう受験生諸君のために、私どもは全力でまず「学力」を向上させ、力強く受験を応援してまいります。

夏休み前最後の夏期講習説明会を、明日17日木曜日に開催致します。別途個別相談もお受け致しております。
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◇夏期講習説明会ご案内
7月17日(木) 11時00分~ / 14時00分~
※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。