公立小・中学校等の一学期は、ちょうどあと一週間となりました。来週、18日金曜日の終業式には、お子さんたちに令和7年度最初の通知表が渡されます。もちろんすべてのお子さんにとって大切な通知表ですが、特に高校受験をする中3生にとっては、きわめて大きな意味を持っています。なぜならその通知表の評定(5段階評価の数字)が内申点(調査書点)のもととなり、私立高の単願推薦や併願優遇、都立高の志望校選びの可能性を、大きく占うものとなるからです。
本稿では詳述しませんが、都立高の一般入試は、内申3対入試7の配分で合否が決まります(ほか、内申+入試の1000点にリスニングテスト20点がプラスされます)。オール5で45点満点の素内申を300点満点に換算し(途中65点満点に換算される際、実技4科分が2倍になります)、通常500点満点の入試点を換算した700点との合算が「1000点」です。いわゆる「偏差値」より、この数字をきちんととらえるようにして下さい。都立高の一般入試は、内申=通知表の評定の占める割合が3割です。
また都立推薦では、それが5割になります。残りの5割は学校によって小論文または作文と、個人面接および集団討論です。
そして私立高の推薦入試、併願優遇では、原則として、すべて内申点を基準として成否が決まります。これも学校ごとに、部活等の成績や検定の級などによる「加点」がありますが、本体はあくまで内申点です。
このように、高校受験のさまざまな局面で重視される内申点。その「たたき台」、「試金石」となるのが、一学期の通知表の数字なのです。実際に調査書に用いられるのは二学期の数字ですが、私立高の入学(個別)相談では、一学期の数字で通してくれるケースもあります。また、二学期の数字が必要な学校でも、一学期の数字を土台にして、かなり具体的に相談ができるのです。
そして2学期、まず中間・期末で高得点をマークし、本番の2学期の内申を上げる技術に、言問学舎は長けています。もちろんそのスタートは、夏期講習から。今からのご相談にも、柔軟に対応致します。

夏休み前の夏期講習説明会は、このあと以下の通りの日程です。昨日お知らせ致しました通り、小回りの利く体制ですから、説明会以外の日時にも柔軟に対応致します。お気軽にご相談下さい。
◇夏期講習説明会ご案内
7月12日(土) 10時15分~ / 13時00分~ / 17時00分~
7月15日(火) 11時00分~ / 14時00分~
7月17日(木) 11時00分~ / 14時00分~
※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。
説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。
多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。