国語で受験を成功させる、ということを、つねづね申しております。でも国語は「よくわからない」と考えている中学生、高校生が、大勢おられることでしょう。その理由のうち、おそらくもっとも大きなことは「国語の答えはひとつではない」ということではないかと、考えられます。問題の正解はひとつでも、登場人物の心情など、ああも考えられれば、こうも考えられる、だから国語はむずかしいし、勉強のしかたもわからない、このような声を、よく耳目にします。
けれども、そんなことはありません。国語の問題は、根拠がはっきりしています。なぜなら、「国語」のテストの「正答の根拠」は、すべて本文中に書かれているからです。数学や英語と違い「国語=日本語」で書かれている文章から文意を読みとることは、読み方さえきちんとわかっていれば、さほどむずかしいことではありません。問題を解くのも同じことです。
もちろん、実際に受験する試験の種類(あるいは学校)ごとに、選択肢の正解の見つけ方には違いもあります。しかし大原則は、本文に書かれている内容と一致するもの(または不一致のもの)を、しっかり見つけることです。そのためにはまず文章を正しく読めるようになること、次いで正解の見つけ方を身につけることが必要ですが、それをしっかり自分のものにしてしまえば、国語では大崩れすることなく、安定して高得点を見込むことができます。
たとえば、今年中央大学法学部法律学科に合格した受験生のお母様からは、「本当に国語はどこの試験でも、確実に得点できる力をつけていただきました」とのお言葉をいただきましたし、グループ作成の都立白鴎高校に合格した受験生の保護者の方も、「塾の指導のおかげで、国語で高得点がとれたと思う」と、言って下さいました。
大学受験(私大文系)の国語で常時8割5分から9割が取れるとしたら、英語・地歴で7割を押さえれば、合格はほぼ見えています。高校入試でも、たとえば都立共通問題の750点〜800点の中堅上位校で370〜400点あたりが目標の時、国語で90点以上が計算できれば、やはり合格は、ぐっと身近なものになります。国語で受験を成功させるとは、こういうことです。これからはじまる受験勉強を実りあるものとするために、言問学舎へお出で下さい。国語以外も全科に優秀なスタッフをそろえ、みなさまのお越しをお待ち致しております。
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