いよいよ、お子さんたちの小学校の卒業式が、近づいて来ましたね。当のお子さんたちより保護者のみなさまの方が、何かと気ぜわしく、あわただしい毎日を過ごされているのではないでしょうか。また中学受験をなさったご家庭は、たいへんお疲れ様でした。
さて、中学校へ上がるということは、お子さんたちにとっては、大きな転換点です。学校生活だけでなく、日常生活も大きく変わり、勉強の内容も、算数が数学になり、英語も今までの小学校の内容とは、大きく変わります。国語でも「文法」を、一通り系統だてて、学んで行くことになります。
こうした変化を、「中1ショック」などと言う向きもあるようです。時代によって社会の状況が変わるとはいえ、その「ショック」の要因の一つに、「複数の小学校の卒業生が合流して、今まで知らなかった人たちと一緒になる」ことをも挙げている話を見ると、古い世代の私など、ちょっと「少子化時代ゆえの悩みかな」と、思ってしまいます。
人口統計を見ると、丙午の1966年を除き、1984年までずっと、新生児の出生数は150万人を超えています。つまり全国の一学年の生徒数がほぼ150万人以上で、小学校がどこでも3〜5クラスあり、それらが地域の中学校で10クラス前後に編成されていた頃は、ごく当たり前のことでした。その頃は小学校でも、知らない子の方が多かったのです。
現在、学年1、2クラスの小学校が多く、クラス外でもほとんどの子を知っているという状況では、「知らない人たちと一緒になる」ことが不安なのは当然のことかも知れませんが、この先高校へ上がる時、さらにその先の進学、就職の時点においても、必ず「新しい社会への旅立ち」、「新しい人たちとの出会い」は繰り返されるのですから、お子さんたちが新しい世界へ飛び出すこの機会は、ぜひ積極的にとらえていただきたいと思います。
私ども言問学舎は学習塾ですから、まず「勉強」の面で新中学1年生のみなさんを、サポートすることができます。入学前の学習内容、4月からの時間割、指導内容のすべてが、新中学1年生をしっかり応援し、新生活に順応できるよう、バックアップするものとなっています。また思春期・成長期のお子さんをあたたかく見守ることでも定評があり、現体制となった平成24年以降、4月に新中1生だった塾生は全員、中学を卒業するまで、言問学舎で学び続けています。
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