今日、明日と国公立大学の前期二次試験実施日程となっており、最寄りの東大前駅は、東京大学の受験生で行き帰り、大変な混雑になっていました。東京都立高校は昨日、分割前期選抜(一般入試)が終わりましたが、受験した方たちは、発表の日まで、気が気でないあと数日間を過ごされることでしょう。私どもにとってもいつも落ち着かない、この期間です。
さて、季節はもう春、間もなく3月です。言問学舎は3月15日を新年度開講としておりますが、助走期間をあわせて一体型の春期講習も、ほどなく開講となります。本日はまず日程の概略と、何と言っても短期講習の骨子である、講習内容のポイントをご案内させていただきます。
春期講習で大事なことは、これからの1年間の足場がためをすることです。派手なキャッチコピーに目を引かれる方もいらっしゃると思いますが、いままでの学習領域に不安のある人は、まずその不安な部分を、きちんと解決することがいちばん大事です。
内容が明快な数学を、例にとりましょう。4月から中3になる人は、区(市)立中では①式の展開と因数分解、②平方根、③二次方程式の順で学校のカリキュラムが進んで行きます。
このうち①では、1年で習った文字式の基礎、2年で習った多項式の計算がわからないと、わからないまま一学期の最初の2ヶ月が過ぎてしまいます。②の概念ははじめて習うものですが、少なくとも累乗(2乗、3乗・・・)がわかっていないと、お手上げです。③は言うまでもなく、方程式をしっかり理解しておかなければなりません。
このように、春期講習の期間には、各教科ともこれまでの弱点を克服して、新年度の勉強をしっかり受けとめられる力をつけることが、多くの人にとってもっとも大切です。新高校3年生の国語で言うなら、学校の成績が良い人でも、文語文法を暗記の段階から実戦段階まで理解しているケースはまれですから、国語を武器に大学受験を成功させるための秘訣を、言問学舎でつかむことができるでしょう。
※この下に、学年別のコース・日程のご案内がつづきます。
カテゴリー別
日付別
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東京都文京区西片2丁目21−12